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芸術と自然科学のコラボレーション 【BIRDS IN PARADISE 極楽鳥展】 インターメディアテク10周年記念レポート

東京丸の内のJPタワー/KITTE(旧郵便局舎)
『インターメディアテク10周年記念特別展』
として2023年1月20日から5月7日の間
『極楽鳥展』が開催されています

今回の展覧会は、東京大学総合研究博物館
ヴァン クリーフ&アーペルのもと創設された
宝飾芸術の教育研究機関
レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」の
共同主催のもと、日本では初公開です。

今回『鳥』をモチーフとした
19世紀半ばから20世紀にかけてに制作された
歴史的名品ジュエリーと現代の名品ジュエリーの
約100点余りが並びます
そして、それらのモチーフとなった
鳥の剥製標本や写生などを対比しながら鑑賞できる
という大変面白い企画展となっています。

『鳥』というものが、
どのように研究されてきたのか
また芸術やジュエリーの世界でどのように
表現されてきたのか

鳥の美しさを芸術と自然科学の
2つの観点から楽しむことができます。

※鳥類剥製標本は、東京大学総合研究所像、
山階鳥類研究所所蔵、合計45点の展示があります。

3階の特別展示会場はセクション別になっており
旧東京郵便局舎をリノベーションしたという
モダニズム空間の雰囲気の中で
夜の鳥から昼の鳥
そしてファンタジーの鳥へと導かれていきます。

江戸時代から大正時代にかけて活躍した日本画家、河辺華挙による鳥の写生。
描写がリアル!日本画家が鳥を描く時の手本にされたそう
ギュスターヴ・ボーグラン クジャクのブローチ 1890年頃
ゴールド・パール・ダイアモンド・ルビー・サファイア・オパール 個人蔵
ギュスターヴ・ボーグラン クジャクのブローチ 1850年頃
ダイアモンド・ルビー・ゴールド 個人蔵
ギュスターヴ・ボーグラン クジャクのブローチ 1865年頃
パール・ダイアモンド・エメラルド・サファイア・ルビー
イエローゴールド 個人蔵
シャルル・メレリオ クジャクのブローチ 1910年頃 
プラチナ・ダイアモンド・エナメル・オニキス 個人蔵
キュートすぎるでしょ~❤
ラブリー
ポッチャマみたい!ゴールドポッチャマ~!キュート!
いつの時代も幸せモチーフ❤つばめちゃん
美しい😍
アールヌーボー調な?
ターコイズバード~❣
ミス・エレガント
君、目が大きいね~
君もね~
酷い仕打ち~😭
世の中にはこんな美しい鳥が
左:ラケットハチドリ 年代未詳 
右:アカフタオハチドリ 年代未詳
そしてジュエリーになりました
エキゾチック・バードのブローチ 1880年代 
ハチドリをモチーフとしたブローチ
トランブルーズ、ピンクダイヤモンド、シルバー、ゴールド 
個人蔵
ヴァン クリーフ&アーペル鳥のブローチ 1920年代
 個人蔵 ダイアモンド・エメラルド・
オニキス・鳥の羽・プラチナ
ピエール・ステルレ 鳥のブローチ 年代未詳
プラチナ・イエローゴールド・ダイアモンド 個人蔵 
ピエール・ステルレ鳥のブローチ 年代未詳 個人蔵
プラチナ・イエローゴールド・アメシスト・トパーズ
アクアマリン・ダイアモンド
ピエール・ステルレ 鳥のブローチ 年代未詳 個人蔵
イエローゴールド・プラチナ・ダイアモンド・トパーズ
ピエール・ステルレ 鳥のブローチ 年代未詳 個人蔵
イエローゴールド・プラチナ・ダイヤモンド・グリーンサファイア
鳥のブローチ19世紀 ダイヤモンド・ルビー・サファイア
エメラルド・金・銀・トランブラン仕掛け 個人蔵
ラブラブ
ファミリー
オナガドリ
背中の石は彫りがあります!尾の繊細さ!
オオフクチョウ(極楽鳥) 年代未詳
今回の展示のモチーフになっている鳥
発見された時の驚きは‼
立派な展示ガイド頂きました


美しい姿を発見されたときの人々の驚き
美しいがゆえにその飾り羽は装飾品として珍重され
大量に捕獲されヨーロッパに送られたそうです。
そのとき梱包に邪魔な足を切り取って箱詰めしたといいます。

この展示会では、
鳥達が人々に与えたイマジネーション
そしてその美しさがどのように扱われ
表現され、保護に至ったのか…
という変遷ストーリーを辿ります。


最初のセクション「夜の鳥」はテーマに合わせて
室内がとても暗かったため写真は撮れませんでした
HPなどでご覧くださいね

ピントの合っていないものも多いですが
どうぞ雰囲気だけでもお楽しみください
詳細は分かるものだけ記入しています
ご了承くださいませ

開催日時:1月20日~5月7日
写真OK(一部不可のものもあります)
入館無料です!
~~~~~~~~~~~~

鳥ちゃんの展示という事で
私も鳥のブローチをつけていきましたよ~


終わりに…
年明けくらいに、この展示会がインスタ広告に
入ってきて
「絶対行きたい!」と楽しみにしていました
想像をはるかに超える展示数とクオリティの
高さに感激しました

剥製や標本等には
思う節も多くありましたが…
全体的にとても素晴らしかったです

まだまだお時間ありますので
ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか?

次の記事では、2階の展示をご紹介します

最後までお読みいただきありがとうございました




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