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アメリカの年末は思ったより通常稼働

渡米して初めてのクリスマス、年末を迎えました(現在迎えつつある)。日本の友達のインスタグラムを見ていると、「仕事納め」して、実家に帰省、旅行に出たり、2023年を振り返っている投稿がたくさん溢れています。
せっかくなので、年末と休暇に関して書きます。


仕事納めが伝わらない

アメリカ人の夫と年末に関する会話

私:「友達のインスタ見ていると、日本は仕事納めだよ~。アメリカって仕事納めいつなの?」
夫:「仕事納めって何?」
私:「その年の最終出勤日だよ。そこで1年の振り返りしたり、ねぎらったり、会社だと忘年会とかするの。もちろん早めの忘年会とかもあるよ。仕事納めをして、そこから年末年始の休みが始まる」
夫:「うーん、まずその文化がないね」
私:「え!?」


アメリカの感謝祭~クリスマス

アメリカで大きな行事があります。それは感謝祭とクリスマス。感謝祭はアメリカ国内の旅行シーズンに当たり、家族に会いに移動し過ごすらしい。その感謝祭の休みは人によりますが、大体4日間ほど休んで移動したりします。感謝祭当日はお店も休みですが、感謝祭前、直前などはレストランなどは割と忙しいです。
夫からすると、感謝祭は日本のお盆のように感じるようです…

キリスト誕生のライトアップ


アメリカのクリスマス~年末

感謝祭から、だんだんみんな休暇モードに変わっていき、クリスマスプレゼントを買ったり、楽しい期間になっていきます。あくまでクリスマスは家族と過ごすもので、あんまり日本みたいにロマンチックな感じではありません。夫曰はく、クリスマスはどちらかというと、大人向けではなく、子どもがメインな行事だそうです。クリスマスも12/24-25くらいの2日間であっさり終わります。

一方、日本はクリスマスが終わったら、ものすごい速さで正月の飾りつけをしますが、私のいる地域ではクリスマス後もお店はまだダラダラとクリスマスの飾りつけをします。クリスマス延長戦突入モードです

クリスマス後は年末ですが、日本のようにしみじみ行く年を振り返ることもなく、仕事納めもなく、通常通り稼働しています。
ある年の大晦日、夫はアメリカの免許センターで、運転免許を更新してたくらいです。もちろん、年越しそばとか、神社もなく、一定の文化みたいなのは皆無。あえて言うなら家族のルーツや宗教、考えによるので、その家族次第だとか…


年越しは日本だと家族行事ですが、アメリカだと友達同士が集まって、はしゃいで過ごしているようです。12/31は通常通り働くか、少し早めに切り上げて、1/1はアメリカ合衆国政府の定めた祝日なので休みです。1/2は普通に通常稼働。アメリカ人の通常復帰の速さがすごいw

まとめると、以下のようです。
日本:クリスマス→カップル・友達 年末→家族・親戚向け
アメリカ:クリスマス→家族・親戚、年末→カップル・友達向け


2週間ほどの長期休みを取得?

欧米のイメージは休む時はがっつり数週間休んでいるイメージがあるので、期待を込めて聞いてみました。

私:「日本だとがっつり数週間休みとかはできないけど、アメリカって2週間くらいバケーションとれるんだよね?」
夫:「うーん、とっている人もいるかもね。でもかなり限られているよ。一般的ではない」
私:「え!?みんなそんな長く休まないの?」
夫:「うん、会社や職種によると思うよ。」
私:「え…アメリカ人は働く時と休む時のon/offしっかりしていると思った」
夫:「感謝祭の4日間とクリスマス2-4日間くらいが主に長期の休みで、それ以外は日本みたいに数日間-1週間の休みとかはないよ。1週間以上とかもっと休む場合は、自分の働いている立場や職種、会社によるから一概に言えない。でも多くはない。ていゆうかそんな余裕もない。」
私:「….」


アメリカの休暇への希望が打ち砕かれ、現実を見ました。アメリカは休みに関して緩いイメージでしたが、職種や会社によりますが、一般的にはアメリカは日本よりも稼働日が多く、割としっかり働く(←失礼)



ちなみに近くを散歩してたら、以下の注意が….

クリスマス後にモミの木を勝手に好きなとこに捨てるな、という趣旨の注意書きです。みなさんもモミの木が不要になった場合は、所定の場所に処分しましょうね!


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