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幼児おやつレシピ『芋けんぴ』

娘が大好きな大好きな芋けんぴ。

以前、百貨店に出店している芋けんぴ屋さんの試食を頂き、娘が人生初芋けんぴを恐る恐る食べて、急にぱぁ〜っと美味しい表情に変わったのを見て、もう一度あの顔が見たい!!と試行錯誤しました。

お店の芋けんぴは、極細の、子供も食べやすい細さでしたが、家庭で作る際も無理ない程度に細くすれば子供も十分食べやすくなります。


材料


・さつまいも 一個(小ぶり)
・好きな油(今回オリーブオイル)フライパン1cm程度
・砂糖(てんさい糖使用)大さじ1程度
・塩 ひとつまみ


作り方

①さつまいもを細く切り、水にさらす。
②水を切りクッキングペーパーの上で半日程度乾燥させる。


③190〜200℃の油でじっくりじっくり揚げる。
 (ひっつかないので、あまり触らず、たまに油に浸っている部分と浸っていない部分を入れ替える程度。)時間かかるので、じっくり。


④さつまいもが茶色になり硬くなったらクッキングペーパーに取り出す。
 (写真の濃い茶色くらいに全体的になるまで)


⑤砂糖、大さじ2程度の水を鍋に入れ、沸騰させ少し煮詰めたら弱火にし、④のさつまいもを入れ混ぜる。


最近のこと

娘がずっと私に引っつき虫なので、図書館に行こうと家出た瞬間に寝落ちした娘をみて、「今しかない!」と慌てて引き返しせっせと芋けんぴ作りに勤しみました。早くお昼寝から覚めて芋けんぴを食べるところが見たい😊

祖母の死

ついこの前、大好きな祖母が亡くなりました。去年入院して約8ヶ月病院にお世話になり、退院かと思いきや発熱の繰り返しで、最後は食事量が減り、点滴入らなくなり、92歳まで全うし老衰。

コロナもあり面会制限でわずかしか会えないもどかしさもあったけれど、入院中祖母がコロナにかからなかったのも、面会制限と医療スタッフの努力で守られていたからで。

いよいよ呼吸が弱くなってきたからと家族が呼ばれ、病院の玄関で面会の手続きなどしてる頃、息を引き取ったそうで。

母は「もう少し早く着いていれば…」と悔しがっていたけれど、祖母のことだから、死に際を見せずに家族が病院に集まりかけたところを見計らって旅立ったのかなと思い納得。

家族が死に際に側に居られたら、祖母も安心して旅立てるかな…なんて思っていたけれど、そういえば祖母は、弱音を吐かず、人の悪口は一切言わず、文句も言わず、強い人だったなと思うと、私の心配をよそに、最後まで家族思いの祖母でした。

出された食事も美味しい美味しいと残さずに最後まで食べる人だったからなのか、最後の最後、食事取れなくなって10日間生き延び、私が遠方800kmから駆けつけるまで待ってくれ、最後まで孫のことを思ってくれる大好きな祖母でした。

小学校まで毎日歩いて迎えに来てくれていた祖母。実家は雪国だったので、小学生の頃は帰り道寒くて泣きながら帰っていると、早く歩くよう怒られ、
毎朝学校の制服はストーブの前に並べられていて、「制服温めておいたから、着てけ」と言われ、厳しく思いやりある人でした。

祖父が脳梗塞で倒れ半身不随になってから20年間一切文句言わずに介護をし、少しお茶目で、入院中は元気な日はナースステーションまで車椅子で連れてきてもらって、歌を披露したりして、スタッフ間でアイドルだったみたいで、苦労人ながら最後はアイドルになれちゃうなんてさすが祖母…

午前に息引き取ってからその日の夜中まで、真冬なのに、ドライアイスお腹に置いてあるにもかかわらず祖母の背中が暖かく、「ちょっと寝てみっかなぁ」なんて言っていいながら亡くなったのが想像できるくらいで、心配かけないよう振る舞う姿が祖母らしくて、不思議な体験でした。

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