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集めてる(た)のは写真集くらいかねぇ


前フリ

お題が出てたので書いてみようか…と筆を執ったはいいんだけど、実はそんなに珍しい収集品でもないよなぁと思う。
今数えてみたら27冊だった。たいした数じゃないな。
絶版になっている洋書が多いから、そういう意味での価値はあるのかもしれない。
まぁせっかく書き始めたんだし、書いてみようか。


写真集を買ってたのはもう30年前とか35年前の話。
当時は通販なんてのも今ほど発達してなかったし、関東圏に住んでいなければなかなか買えるものでもなかった。
月一くらいで横浜の日吉から電車に乗って銀座のイエナ書店へ行っていた。
そういえばイエナ書店はもうないんだってねぇ。

ちなみに写真集と言っても、グラビアアイドルの写真集ではなく(まぁそういうのも買ったよ、男の子だもの(笑))、写真家が撮った作品集とでも言えばいいだろうか、その手の写真集です。
通っていた写真専門学校には結構な数の蔵書があり(中にはかなり貴重なものもあった)、見ることができた。でもやはり手元に欲しくなるものだ。

ちなみに今は超びんぼーなので写真集を買ったりはできません (´・ω・`)


勝手に中身を写真に撮って貼り付けるわけにもいかないだろうし、作家名とタイトルを一通り挙げてみようかとも思いましたが、さすがにそれじゃなんだかな、なので止めることにします。

お気に入りの、オススメの写真集を数冊ピックアップして紹介しようか。
当然好みの問題だし「えーこれがオススメじゃないの?」ということもあるとは思う。そのあたりは大目に見てやってほしい。

絵面がなにもないと殺風景すぎる気がするので、リンクを貼っておきます。
表紙くらいは見えたほうが良いよね。


わたしのおすすめ

HENLI CARTIER-BRESSON : Photographer / Thames and Hudson

写真をやっている人なら多分この写真家の名前くらいは聞いたことがあると思うし、写真をやっていない人でも「決定的瞬間」という言葉は聞いたことがあるんじゃないかと思う。この言葉は彼の写真集「The Decisive Moment」が元になっていると言われてます。
この写真集は超分厚く、超重たい。もちろん見応えも十分。


CAPE LIGHT : COLOR PHOTOGRAPHS BY  JOEL MEYEROWITZ / MUSEUM OF FINE ARTS, BOSTON

ニューカラーという写真の流れの第一人者と言っていい、JOEL MEYEROWITZ の代表作。8✕10のカラーネガで撮られた風景は息を呑みます。


From the Missouri West : Photographs by ROBERT ADAMS / APERTURE

ROBERT ADAMS は 自然の風景ではない、人の手が入った風景を客観的に写すニュー・トポグラフィックスの作家という分け方でいいんじゃないかと思います。これは代表作になるんじゃないかと思います。


Garry Winogrand : Grossmont College Gallery 図録

Garry Winogrand は好きな写真家なんですが、なかなか買う縁がなくて、これしか持ってないんですよね。これは学校の先生がNYに行った時に頼んで買ってきていただいたもの。


写真集「リー・フリードランダー」/ 佼成出版社

LEE FRIEDLANDER は Garry Winogrand と同じ コンテンポラリー・フォトグラフィー(日本ではコンポラ写真とか言われたり)の作家として有名です。
これは日本であった写真展の時に購入したもの。サインが入ってたりします。The American Monument という写真集も欲しかったんですが、これも買う縁がなかったです。


ROBERT GLENN KETCHUM / GALLERY MIN

東京は目黒の碑文谷にあった GALLERY MIN に授業の一環として写真展を観に行った時に購入したもの。ROBERT GLENN KETCHUM は自然保護写真家として有名です。写真はもうそれはそれは素敵です。


きりがないので…

6冊だけの紹介になったが、ホントにきりがないのでこのあたりで終わりにします。
日本人の写真家にも好きな人がたくさんいますが、あいにくと写真集を持ってないので紹介できないのが残念です。

写真をこれからやっていく人、絶賛やってる最中の人、機会があれば写真集はドンドン見たほうがいいです。
好き嫌いとかは当然あると思いますが、あまり拘らずアレもコレも見たほうがいいです。引き出しはたくさんあっても困らないですから。

今だと東京都写真美術館に行けばかなりの数を閲覧できるらしい。羨ましい限りです。


#私のコレクション

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