見出し画像

本物の役者って、本当にヤバい奴ができる人(韓国人俳優:本命版)

 彼の名を初めて見たのは、「WATCHA(ウォッチャ)」 という動画配信サービスで、韓国の人気俳優たちが脚本・監督を務めるオリジナルショートフィルムプロジェクト『UNFRAMED/アンフレームド』という企画作品でした。
 このプロジェクトに私が推しているイ・ジェフンも参加しているのを知って、興味が沸いていました。

 まず、イ・ジェフンをご存じない方もいらっしゃると思いますので、彼から紹介させていただきますと、
 日本でも坂口健太郎主演でリメイクされた『シグナル』が有名ですので、そこそこ名を知られているとは思いますが、昨年日本で開催されたファンミーティングの会場が他アジアのファンミと比べてちっさくて、意外だなと感じました。『パラサイト/半地下の家族』のチェ・ウシクのファンミ会場がデカすぎたので💦 ちなみに、ウシクくんとジェフンさんは『狩りの時間』というドラマで共演しています。
 近年では『模範タクシー』が人気ですので、名前を知らなくても作品はご視聴なさった方は多いのではないでしょうか。

日本でリメイクされた「シグナル」
ターミネーターのような暗殺者に狙われる若者たち「狩りの時間」
勧善懲悪の痛快ドラマ「模範タクシー」

 まず、イ・ジェフンの凄いところは、どんなちっさな役でも引き受けるということ。カメオ出演として突然出てくるのでビックリさせられます。
 最近では、チェ・ミンシクが26年ぶりにドラマ主演をはたしたDisney+のオリジナルドラマ『カジノ』シーズン2の最終話にシーズン3に続きそうな重要な役で出てきます。本命イチ推しさんとの直接共演はありませんでしたので、シーズン3ができたらスンゴイ絵面になりそうで、想像しただけでもワクワクします😁
 まあ、実現はしなそうですが……。ちなみに、「シグナル」の続編がもしかしたら制作されるかもというニュースが入っていますので、そちらも楽しみです🥰
 イ・ジェフン作品で一番にオススメしたい作品は、Netflixのドラマ『ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です』。この作品は、死という悲しい事柄を題材にしておりますが、人生や家族について深く考えさせられる良いドラマです。この作品の父親役で本命イチ推しさんを好きなったドラマ『サバイバー: 60日間の大統領』の代行:チ・ジニさんが出演されています。
 ジェフンくんはとてもお気に入りの役者さんですが、何しろ童顔でもってお人形のようなきれいな容姿。そこが、本物のヤバい奴を演じたとしても最後には“かわいい~💕”って、言葉が浮かんでしまいます。

人物画は難しい😿


 推しメンは他にもたくさんいるのですが、いくら紙面があっても足りないぐらい。今回は今、イチ推し役者さん一本企画ですので本題に入りたいと思います。

 タイトル写真をご覧になられて、もうお分かりだと思います。
この写真はマ・ドンソク主演の『犯罪都市 THE ROUNDUP』の最狂悪役 カン・ヘサンを演じた時のソン・ソック。本編の中では一瞬ですので、この肉体美をとくと、お目に留めておいてください。

半端ない胸筋
悪役なのに、色気ダダ漏れ

 ソン・ソックは、このカン・ヘサンを演じるために綾野剛が『日本で一番悪い奴ら』演じる際10キロ以上体重を増やしたように、体重を増強し筋肉トレーニングを施し、最狂最悪カン・ヘサンを作り上げました。    『犯罪都市 THE ROUNDUP』はパート2ながら大ヒット。パート3、4と続編が制作されました。これもパート2のヒットがなかったら実現しなかったことだと思います。
 映画の内容は、それこそ万人にはオススメできないです。とくに私のことをお淑やかな女性と思っている友人たちには厳禁です(←実際そう思われているかは疑問)

 まあ、カン・ヘサンの狂気っぷりったら半端ない!
鉈や斧で人間をバッサバッサ切りまくる。狭いエレベーターの中、走行するバスの中。マ・ドンソクさんとの死闘は、本当に圧巻です。
 こんなイっちゃってるヤバい奴ができるのも、基本の演技力があるからだと私は思います。それは、多くの名優を見てきた中で感じます。渡された脚本を字面どおりに演じているだけなら、どの作品にもいるただの悪い奴にしかならなかったでしょう。しかし、ソン・ソックが演じるカン・ヘサンには何とも言えない哀愁と色気を感じさせます。それは、ロバート・デ・ニーロが『タクシードライバー』の中で演じたトラヴィス・ビッケルに匹敵するぐらいに、役に狂気というスパイスを捻じ込んだのです。

 『UNFRAMED/アンフレームド』という企画での彼が担当した作品を観るかぎり、こんな凄い役者さんだとは思えなかったですよ。でも、シカゴ美大でドキュメンタリーを学んでいたということもあって作り方はきれいだなとは感じました。
 ソン・ソックの演技に惚れ込んだのは、2019年のドラマ『サバイバー: 60日間の大統領』で演じた大統領秘書室行政官チャ・ヨンジン。なんて繊細な演技をする役者さんなのだとテロの映像よりもビックリしたぐらい。彼のひとつひとつ丁寧な演技に引き込まれていった。それは、目の動きだったり指先の動きだったり。隅々まで役に入り込んでいる姿に圧倒された。役が入っているからなのか、クセなのか、はたまた計算された演技なのか。計算づくの演技だとしたら、それはそれでスンゴイとしか言いようがない。
 その後、『私の解放日誌』ク氏役で大ブレークを果たすわけだけど、私的にはク氏役よりも、チャ秘書室長のような少しコミカル要素を含んだ役のようが、ソン・ソックの本領発揮という感じがする。

「サバイバー: 60日間の大統領」チャ秘書室長

「私の解放日誌」ク氏
なんでこんなに色気があんの
笑顔がキュート💕

 今や本国韓国では飛ぶ鳥落とす勢いでスターダムにのし上がった感のある
ソン・ソック
 この先も、様々な役柄で私たちを楽しませてくれることでしょう。すでに先日新作の映画が公開されたばかりですし、次回作が引く手数多。
 バイリンガルの彼のこと、きっとハリウッドデビューも果たすのではないでしょうか。その時は、くれぐれも作品選びを慎重にと、願っております。

 いや~、ホント人物を描くのは、難しい💦

 好きなことを書き(描き)つつ、元気を取り戻そうとしている緋海/ヤバ猫です。ここまで体力・気力が回復したきましたぞ😸
 では、また。See Ya😊







この記事が参加している募集

サポートしてほしいニャ! 無職で色無し状態だニャ~ン😭