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欧羅巴旅39/75〔北マケドニア•オフリド観光〕
〜老後はここに住みたい、何度でも呼ぼうここの名を「オフリド!」編〜
ドーバルデン!
ようやく北マケドニア語を発音できるようになりました。ドーバルデンは「こんにちは」という意味。(本当はおはようを使いたいのですが、実際に街で使う需要がないので許してください)
今日は6:00起き。
まだブルガリアのと時差があるのかな、マイナス1時間だけど。とりあえず軽く身支度をしていつもの朝散歩に出かけます。
オフリドは最高気温25°最低10°くらいの冬よりの秋なので、ウルトラライトダウンを着込んでちょっと寒いくらい。寒さを感じはじめるともっと気温が下がったら、生きていける気がしないと毎回思います。
湖の方へ歩いていくと、釣りを楽しむみなさんとその奥には霞がかった幻想的な街が。
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また昼間になるとまた違う顔を見せてくれそうで楽しみですね。
あまりにも寒かったので、コーヒー自動販売機で温かい飲み物を買ってしまいました。
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中身入ってないみたいだね
ホットミルクの中にお砂糖が入っていたようで、エネルギーチャージで元気になりました。これでお家に帰れそう。
帰宅するとPoloはまだ半分眠っていました。人と一緒に旅をするって、一緒に暮らすことよりも難しいことだと思います。
起きるタイミングやその日食べるもの、観光メインにするのかゆったりと街並みを楽しむのか。一緒にいる時間が長いからこそ、なかなか価値観や許容範囲がお互いにうまく共生できている現状、すごいと思う。(私はPoloにたくさん助けられ許してもらっているような気がするからなんかストレス抱え込ませていたらごめんね)
また以前Poloに話したのですが、
よく旅をすると「価値観や人生が変わる」と言う人を見かけます。今回一カ月以上旅をして大きな発見をまだしていないような気がします。自然とストレスなく当たり前かのように暮らせてしまうんです。苦労すると人って成長するじゃないですか。
だからこの旅で得たものってほとんどないのかもしれない、と一瞬思ったのですが
この旅の目的として「大学時代の集大成」であり、今まで築いてきた考え方なり生活の仕方など何かがあって、それがうまくこの旅する生活のマッチしているからなのではないかというように自己解釈。
またこの旅で種まきをして、日本に戻ってから芽が出るような「きっかけ」を埋めて水をかけてあげられたらいいな、と思いました。
今日はオフリド観光。
街の中心に向かうために、湖の側を歩いていきます。
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また朝とは違い太陽に照らされた美しい街並みが。湖の中には小さな魚たちが泳いでいます。
そのまま市街地の中へ。
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ブルガリアでもよく見かけたこの2階の方が広く作られているスタイル。
これはオスマン帝国に支配されていた時代の名残りで、2階を広くかつ窓を大きくすることで光を取り込みやすくしているらしい。坂道が多くあるので、影に埋もれないようにしているのかもしれないですね。
うん、本当に坂道が多くて街の中心に宿を取らなくて大正解です。ヒイヒイいいながら、途中休憩を挟みつつ頂上にある要塞へ。
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あまりにも登り坂と階段が急だったので、しばらく太陽に背中を温めてもらいながらぼ〜っと。
上から下を見ていると校外学習の学生さんと先生が。先生、がんばれ!
次はオフリドといえばの教会。
途中校外学習の生徒とすれ違った時に「こんにちは」と声をかけられました。こんな遠く離れたところでよく私たちが日本人だとわかったな〜。すごい。
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どこをみてもオレンジ色なので、目に優しいです。
上から眺めをみたかったので、また根性と根気で階段を何段も登ると
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これがオフリドか〜〜。
湖を中心として緑に囲まれてつつ少し栄えている。穏やかな人柄の現地の人たちに迎えられて。
住みたい。いつかここに住みたい。旅行ではなく、長期間住みたい。この地は最高以外のなにものでもない。ごはんも人も建物も空気感も全て素晴らしい。
北マケドニア、何があるかわからない。わからないから行ってみよう、で訪れた国。こんなにも魅力が詰まっているとは。旅はひょんなところで、魅力を見つけることができるのでやっぱり好きだなあ。
階段を登りすぎてお腹が空いたのでランチ。
レストランを探す途中で、ジェラートやさんを見つけてしまったのでちょっと寄り道。
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ジェラートを食べながら歩いていくと、歩くスピードが速くなったような気がする。ジェラートパワー!
地元の人が沢山いるレストランへ入店。せっかくなので伝統的なお肉と書かれていたものを注文。
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このデフォルトパンはどこの国まで無料で出てくるのかしら。
お料理はきのことビーフ。
少ししょっぱめのスープがパンとの相性が抜群で、パンをちぎる手がとまりません。お肉も柔らかくてほろほろ、おいしい、、、。
お腹いっぱいになったので、公園で日向ぼっこ。
あ〜幸せ。太陽を浴びながら目を瞑れる瞬間、静かな湖畔で通りゆく人たちを眺めてみます。
あまりに多福すぎて、眠たくなってしまったのでスーパーに寄ってからお部屋でお昼寝しようとお家へ。
カモミールティーを入れてリラックスしながら明日はなにをしようか、考えます。
もう幸せすぎて言葉も出ないので、今日はここらへんで。「ドーバルデン」のほかにもう一つ言葉を覚えました。「ブラゴダラム、ありがとう」です。
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