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欧羅巴旅73/75〔イタリア•ローマ観光〕

〜観光最終日、みんなに言われた「Rome is big」納得編〜

Ciao!

今日が最後の観光の日。
短いようでやっぱり長かった旅も幕を下ろしかけていますが、お家に帰るまでが旅ですのでまだまだ。


今日は久しぶりにしっかりと眠れました。もう疲労が溜まり過ぎて、脳が逆におかしくなっちゃったのかしら。
朝ごはんは、茹で野菜シリーズとツナ缶。こっちのツナ缶は、身がほぐれているものとほぐれていないものが売られています。特に何も考えずに手に取ったほぐれていないものをスプーンで掬っては食べます。
すると、ぐさっ!手が滑って缶の蓋に刺さり出血。深く傷が入ってしまいなかなか止まらないので、ティッシュとビニール袋を指に巻いて止血。やっぱりビニールって最強だわ。
でも日本のビニールの方がやっぱり質がいい。高温のお湯で茹ででも丈夫だけど、こっちのはすぐにふにゃふにゃになっちゃう。私たちにとっての当たり前が「Japanese quality」として海外で評価されるものがあるのも納得。


オフリドで買った絆創膏を指に巻き、さあ出発するぞ!と外を見るとかなりの雨。「どんなに濡れても、もういいよね感」が私の中に漂っているので特に気にせずに行きましょう。

今日は観光客モデルコースを辿ります。
まずはバール。
イタリアの朝はバールで始まります。ショーケースに飾られているたくさんの甘いスイーツやペストリー、どれにしようか迷っちゃう。イタリアでまだ食べていなくて美味しそうなもの…と注文したのはマリトッツォ。
日本でも数年前から流行っているマリトッツォ、是非本場のものを頂いてみましょう。

一緒にマッキャートも


店内は10人席程、探してもどこも埋まっていたのでカウンターで飲もうとすると、向こうにいるおばあちゃんが手招きをしています。
誰に向かってしてるのか、周りをきょろきょろしても誰もいないので「私?」と自分を指さすとうんうんと頷き。
ええ…おばあちゃん私と相席してくれるんですか…そして察してくれたのお優しいうれしいありがとう🥺❤️
で、お隣に失礼します。


ではいただきましょう。ぱくっ
うわあ〜!!クリームがたっぷり!
なのにふわふわなクリーム自体は甘くなく、さっぱりとしています。パンにお砂糖がコーティングされているので、そっちの控えめな甘さとの相性が最高。日本のマリトッツォはクリームが甘くパンは通常のものなので、逆バージョンなんですね〜。


このバールのマリトッツォ本当に美味しい。しかもお店を営んでいるのが、よぼよぼで(ごめん)手をカタカタ言わせているおじいちゃん2人。もう大好物。しかも彼ら緑のジャケット羽織ってるの、かわいすぎる。。。。
なのに絶対に入店するお客さんに対して挨拶は欠かさないフレンドリーな接客。またローマに来たら立ち寄りたいバールでした。

お次は観光地巡り。
雨が強くなってきたのでさらっと行きましょう。

まずはナヴォーナ広場。

雲重い
なんか発見した??
口からぴゅ〜

ローマの広場の彫刻はとてもユニークな作品が多いので、想像力が掻き立てられてしまいますね。

お次はパンテオン。

巨大
横から


大昔の建物が最近建てられたものと共存しているのがおもしろいですね。



続いてトレヴィの泉とスペイン広場。

水が青い…!
閑散

ちょうど雨が強かったからか、よくメディアで見かける人でごった返したトレヴィの泉やスペイン広場とは掛け離れていました。空いていてちょうどよかったです♩



たくさん歩いたし、バールを覗いてみるとちょっと気になるスイーツがあったのでいただいてみましょう。
じゃーん!

こちらは「カンノーロ」です。

ちょっとよくわからないのでとりあえず一口。
あ、あ、あ、ああまい、動揺しちゃうくらいの甘さのクリーム。
なんだけど、しつこくもったりはしていなくてメレンゲっぽいお味。シンプルな甘いクリームが、ちょっと硬めのサクサククッキーの中にたっぷり。
これはね、おいしい。。。。食べる度に、口の中でサクサク生地とぽたぽたクリームが行ったり来たりしてる。これ、、またイタリア来たら食べたいものリストに入れておこう。



さあいつものように、ちょっと食べたらもっと食べなくなってしまったので今度はピザ屋さんに。

ローマのピザはふかふか生地やクリスピーな食感が特徴みたいで、せっかく来たから定番のミニマルゲリータ。

ここはふかふか生地みたい。
あ〜どこで食べてもおいしいイタリア料理。イタリア人がイタリア料理を本当に愛していたり、日本に沢山イタリア料理やさんがある理由がわかるもん。

お店の中で食べていたんだけど、店内が結構混んできちゃって。
私が座っているテーブルにまだ余裕があったから、探していそうな人にアイコンタクトで「一緒にどうぞ」で相席。今日の朝おばあちゃんにしてもらった優しさ、ちょっと分けてみました。



そして最後の観光はコロッセオ。

当たり前なんだけど、大きくて古い。
今にも倒れそうなほど年紀の入った巨大コロッセオ。せっかくなのでその周りを歩いてみましょう。


ズームアップコロッセオ

古代遺跡が今も街中にあるなんて、本当に信じがたいです。太古にこの中で「サーカス」が行われていたんですものね。
ちょっとあまりにも大きすぎて歩くのに飽きてしまったので、もう帰ります。(お家大好き)


その前に昨日のパスタが美味しかったので、他のお店のパスタをテイクアウト。

麺の種類とソースを選ぶよ


なんだか既視感があるな〜と思って注文すると、店員さんに「あれ?昨日も来た?」と言われました。
店員さんをよく見てみると、昨日の藤井風が好きな方です。
あれ?お店違うのになんで??と聞くと、まさかのここはパスタチェーン店らしく、今日は別店舗で働いているようでまさかの再会。わぁお。


パスタはフィットチーネボロネーゼをいただきます。
「昨日とっても美味しかったから、パスタがまた食べたいなと思って来たらお兄さんがいたの」と昨日の感動を伝えると、
「昨日のパスタは僕が作ったけど今日は彼女が作っているから、もし美味しかったら彼女に感謝するんだよ」とパスタを茹でている方を見ながら言うお兄さん。
いいですね、お兄さんの考えがとても好きです。そんな素敵なお兄さんにローマで出会えて、私は嬉しいわ。

ソースがおいしいのよ…


と、ルンルンでパスタをもらいちょっとお土産屋さんに立ち寄り。
(いつもの帰ろうとしているのに、なかなか帰れないやつ)


ここでは兄へのお土産のシルバー鎧のキーチェーンを購入。
それを見ていたら兄の一つ下の従兄弟の顔が思い浮かんだので、もう一つ買ってお揃いにしてあげたら喜びそうと買ってみました。

あとイタリアの建築物がプリントされてる黒トート6€が気になったので、5€に値下げお願いしてもダメだったから諦めたの。このトートバッグだったら、絶対5€な感じがしたから。
そのままお店を出て道を歩いていると、もう一軒お土産やさんを見つけて入ってみると同じトートが5€で売っているのを発見。
はははは〜ん、ほ〜らやっぱりこれは5€だなっとこちらで購入。お支払いもカードが使えたし、いい買い物をしちゃったな。


地下鉄に乗り最寄りにつき、家の近くでお土産探し。
購入品がこちら。

おばあちゃんにハンドクリーム
自分に香水
この香りを感じる度にローマの思い出に浸るの
チョコとクッキー
クッキーはお母さんが好きそうだったから
チョコレートとフェットチーネパスタ
せっかくだから、、パスタほしい、
例の5€トート
妹のお土産
何がいい?って聞いたら、
梟のぬいぐるみって言われた
あるわけない笑笑と色味も似てるし?多分妹好みのシカにしてみました


さあきました、バックパックタイム。
リュックサックにこんなに沢山のお土産が入るわけないので、要らないものを捨てていきます。服はもちろん、ポーチや使わなかった石鹸など必要最低限の荷物で帰国しましょう。

お土産のお菓子も、個包装のものは大袋の封をきって空気を抜いて小さく輪ゴムでまとめます。フェットチーネはそのまま入らなかったので、ジップロックに入れて縮小。クッキーやハンドクリームなどの箱物は箱は捨てて、中身だけ持って帰ります。


すると入りました。じゃーん!

改めてみると、よくこんなので2ヶ月半も旅していたよな〜と感慨深くなってしまいますね。



うわあ…明日帰国なのか。日本に帰るんだって、実感が全然湧かないや。
でも日本に帰ってもまだまだやりたいこと沢山あるし、とりあえず日本に無事に帰ります。そこまでが旅行なのでね。


よ〜し、明日に備えて今日もヨガと筋トレして寝よう〜〜!!!
Buona notte⭐️


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