お酒と依存

その昔、私が鬱だとわからぬ時に若干のアルコール依存で苦しめられていました。

疲れたから、辛いから、苦しいからお酒を飲まなきゃいけない。
あの時はそれが正解だと思ってました。


冷蔵庫にお酒がないと落ち着かないなんて、
少し考えればおかしいとわかるはず。
それが出来なくなるまで落ち続けていたのです。


初めて心療内科に行き、初めて精神薬を貰った日に先生から「お酒は控えてくださいね」と言われて元気に返事をしたのをよく覚えています。


そして精神薬をお酒で飲んだことも覚えています。


その日は泥のようになり動けなくなりました。


初めて飲む薬で副作用が強く出てしまったのでしょう。
なんなら少し気持ちいいまでありました。
なぜならその時期よく眠れていなかったからです。


何がダメで何が良い感覚なのか、
全てがあやふやだったあの時期の私はある意味最強だったのでしょう。


視点を変えるとただの底辺ですね。


お酒は人を救いますが狂わせもします。
今日はパエリアをおつまみにスパークリングワインを飲みました。


あんなに美味しいものを生み出す人間には国民栄誉賞を与えなくてはいけないですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?