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詩 「ピストル」

いつからだろう僕が
 
心優しき人の視線にさえ
ピストル突きつけられるような
怖さを感じるようになったのは
 
いつだって僕は
 
腐りきった目つきで
神様を威嚇する
まるで撃たれる前に撃つかのように
 
閑静な住宅街 
晴天の空
 
誰かに聞こえるはずもない
僕の銃声が鳴り響く
 
BANG BANG BANG.....