見出し画像

自己表現としてのアートに付加価値を

アートをビジネスとして広めていくうえで、重要なひらめきを得ました。
「芸術・美術にもともと関心のない層」に対して、
「生活課題を解決するソリューション」としての商品提案をし、
自己表現としてのアートに「問題解決性」を持たせる。

思いついた具体的な例として、
「30代独身で経済にそこそこ余裕のある男性」を想定し、
A. 結婚願望がある
→女性を家に招いたときに将来の楽しい家族生活を想像できる
  = 意中の女性へのアプローチに役立つ作品
    
B. 独身でいたいが親戚や知人に結婚を勧められて困っている
→孤児の悲しみを描いた作品や、開放的な冒険心を表した作品
  (家庭の不備や独り身の喜びを表現したもの)
   = 結婚生活に対する無言のアンチテーゼ

などなど、想定顧客(ペルソナ)や扱う作家が多くなるほど
PRアイデアが出ると思います。

「ペルソナをもとに作品を探す」でも、
「作品の科学的視覚効果や内包メッセージから顧客を設定する」でも、
幅は広がるかと。

アートの価値はやはり人の心を動かすことにある。
そこに金銭価値をつけていきたいですね。


ちなみにこの記事のトップ画像は私が初めて作った作品で、
【怪物の薔薇園】というタイトルです。

「空から明るい光の差す爽やかな雰囲気」に
「地獄の業火のような憤怒や嫉妬・黒い感情」、
「ひとつひとつ絡み合いながらも中軸として自身を支える強い信念」、
そして
「そこから生まれた、綺麗だけどもどこか怪しく不自然な、
怪物性を持ったしたたかで儚げな生き物」としての青いバラ。

バラは地獄の業火で芽生えてもなお、明るい天を目指して伸びています。
地獄の怪物にも天の明るい日差しは必ず届き、
その怪物は自らの姿を保ちながらも輝き方を変えていく。

そんな自分の人生哲学と性格を表したつもりです。

ちなみに真ん中の樹以外は素材使ってます。
樹だけはマジで1から手描きです。けっこう凝りました。


怪物の薔薇園 未完加工後


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?