見出し画像

もしパイ❗️子供がパイロットのなりたいと言い出した時から親がやるべきこと①

前回までの話を踏まえた上で、子供がパイロットになりたいと夢を語り始めたら、親としてどのようにサポートすればよいでしょうか?

今回は、子供の未来に向けた大切な一歩を支えるために、親が取り組むべきことについて考えてみましょう。

前提条件として、それがいつなのか(小学生、中学生、高校生、大学生)で取るべきアクションも多少は変わりますが、ここでは小・中学生くらいを想定して考えてみましょう。

目標の共有

まず最初に行うべきは、子供が目指すパイロットという職業について、その夢や目標を親子で共有することだと考えます。

パイロットと一口に言っても前述の通り、その種類は多岐にわたります。

子供が具体的にどのようなパイロットを目指しているのか、その理由や魅力について理解することが大切です。

その上で、、、

必要条件の確認

パイロットになるためには、身体検査や技能証明など、特定の要件を満たす必要があります。

これらの要件について、事前に情報を収集し親子で確認しましょう。

資格取得方法の検討

次に、必要な資格や証明を取得するための方法を検討してみましょう。

大学の航空学科なのか、航空大学校なのか、はたまた航空学生なのか。

色々話し合うことで、多くの選択肢を知ることも出来ます。

付随して、勉強や運動、どのような準備が必要になるかなど、具体的なステップを一緒に考え、その上で、今から始められることが出来るのは何か?を探ってみましょう。

ファーストステップの決定

子供がパイロットになる夢を持った時、どういった形にせよ、その第一歩を踏み出すことの重要性は計り知れません。

特に年齢が低い場合などでは、一緒に航空に関する本を読んだり、飛行機模型を作ったりすることで、興味をさらに深めていくことも素晴らしいスタートとなると考えます。

その程度でもいいの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、私は動機づけとしては十分だと考えます。

より良い一歩を考え過ぎると、一向に何も進まないからです。

だからこの最初の一歩は、スモールステップで十分。

早期に行動を起こせるかどうかで、後の成果には大きな差が生まれます。

その理由は、早くから活動を始めることで、必要なものがどんどん明確化されて来るからです。

結果、目標達成に向けた明確な方向性が定まってくると考えます。

一般的にも、「早く行動する人が成功する」と言われますが、これはパイロットを目指す道でも同じことが言えると考えます。

私自身の経験を振り返ってみた時に、パイロットとしての成功という定義で言えば少し外れるかもしれませんが、『人生における多くの経験と学びが得られる体験に出会えた』という点では同じことが言えると思います。

私は同期に比べ、パイロットとして特別な才能があったわけではありません。

むしろ成績は、“超低空飛行” だったと記憶しています(笑)

それでも、多くの経験を積むことができたのは、迅速に行動を起こせたというのが大きな要因であることは間違いありません。

早さに加え、実際に行動に移せたからこそ、多様な経験に触れることができたと考えます。

同期の中には、私以上に民間航空会社への転職を考えていた者もいました。

しかし、躊躇しているうちに機会を逸した者もいました。

時には「焦らなくても良い」という考えもあるでしょうが、目標に向けたモチベーションを維持し、進展させるためには、早いアクションが非常に重要だと言える実例です。

その夢に向かって、一緒に最初の一歩を踏み出してあげましょう。

計画の策定

目標に到達するための道のりを考える上では、そのゴールとなる点から逆算して計画を立てる必要があります。

免許取得がゴールなのか、就職がゴールなのかは皆さんの考え方次第ですが、ひとまずゴールを設定しましょう。

その上で、短期的な目標から長期的な目標まで、段階を踏んで達成していく計画を親子で話し合いながら計画することをお勧めします。

この場合、必ずしも計画通りに進まないといけないからと、きっちりとした計画を作ろうとし過ぎる必要はありません。

何事においても、予定通りなんてことはそうそう無いわけで、状況に応じ計画が変化するのは当然のことですから。

ここでは緻密な計画が求められているわけではありません。

ただ、大筋となる計画がないことにはどうにもならないので、仮で十分なので計画を立てましょうということです。

子供が抱く夢に対して、保護者ができることは多くあります。

夢に向かって早く動き出すことへの手助けは、保護者としてできるサポートの一つです。

あなたは、子供がパイロットという夢を実現するための、最も身近なサポーターであることを忘れないでください。

それでは今回はここまで。

つづく

#創作大賞2024
#オールカテゴリー部門




この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?