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抑うつ不安状態(適応障害)になった原因を分析<後編>
1 はじめに
こんにちは、人生お休み先生です。
小学校教員を10年以上続けていましたが、現在抑うつ不安状態(適応障害)の療養のため休職中です。
前回は、自分がなぜ抑うつ不安状態(適応障害)に陥ってしまったのか、その原因を分析しました。
1つの記事では収まり切りませんでしたので、今回は分析の後編です。
2 原因分析
③繊細な気質(HSPについて)
幼少期の頃から、「なんとなく、自分は周りの人と違うな」という、ぼんやりとした違和感や生きづらさを感じていました。
今回、自分が抑うつ不安状態(適応障害)に陥ってしまった原因を考える中で、「自分自身の繊細な気質が原因の1つではないか」と分析しました。
そこで出会ったのが「HSP」という概念です。
病気療養中に「鈍感な世界に生きる敏感な人たち」という本に出会い、HSPについて少し学んでみました。
HSPとは、「Highly Sensitive Person」の頭文字をとったもので、日本語でざっくり言うと「とても敏感な人」という意味だそうです。
病気ではなく、そういう気質というだけであり、世の中の5人に1人の割合で存在するそうです。(意外と多いと思いました!)
この本には、冒頭に「HSPチェックリスト」が付録されており、自分自身がどれくらい敏感なのかを調べることができます。
僕もチェックリストをやってみましたが、やはりと言いますか、ゴリゴリのHSP気質の持ち主だということが分かりました。そう分かった時は、「やっぱりかあ」と、少し安心した気持ちになりました。
以下、この本を読んで、「あ~、これ自分にあてはまるな~」と感じたものを列挙してみたいと思います。
自分の課したルールに縛られてしまう(~しなくてはならない)
自分がどうあるべきか、高い基準を設けている
自尊心が低いからこそ、「優秀」でいようとする
がんばらないと好かれないと思い込んでいる
罪悪感と羞恥心に苛まれてしまう
恐怖心を感じ、憂鬱になりやすい
怒りをうまく放出できない
ほかの人にとってはささいに思えることにさえ、打ちのめされてしまうことがある。
毎日、1人でいる時間が必要
緊迫した空気が流れていると、その場から離れたくなる
大量の情報や刺激にすぐに耐えられなくなってしまう
ほかの人よりも考えることに時間を使う
すぐにびっくりしてしまう
仕事中に誰かに監督されているとストレスを感じる
ほかの人たちが不快に思わないような音も、ひどくいら立たしく思えることがある。
ときどき、穏やかに落ち着いたところで休憩する必要がある
お腹が空いたり、寒いと感じたりしたとき、そのことがなかなか頭から離れない
はい(笑)あてはまりまくりです。
自分で客観的に見てみても、「これは生きづらいな~」と感じてしまいます。
こうした気質を持ちながら、これまでの人生を生きてきましたし、仕事も続けてきました。長い間上記に挙げたような生きづらさを感じ続け、少しずつストレスが重なってしまい、抑うつ不安状態(適応障害)に陥ってしまったのだと思います。
3 おわりに
ここまで、自分が抑うつ不安状態(適応障害)に陥ってしまった原因を3つに分けて分析し、かなり頭の中が整理されてきました。
おそらく次に大事なのは、「では、今後どのように対処していくか」ということだと思うのですが、そこについては、もう少し自分自身と向き合う時間を作って、じっくり考えていきたいと思っています。
次回以降は、「休職期間をどのように過ごしてきたか」「病状の変化」などについて書いてみようと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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