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渡辺美里に救われる

音楽がないと生きていけない人間ではないのですが、子供の頃から渡辺美里さんの曲をずっと聴いています。
渡辺美里さんは、1986年からにデビューしたアーティストです。一番有名な曲は「My Revolution」ですかね。美里さんはライブでよく「全身歌手」と自分のことを言っていますが、その言葉通りに彼女は今でも歌っています。

そこまで不幸ではなかったけど、そこまで幸福でもなかった若い頃に美里さんの歌声に救われた気がします。
思い出深いのは、古いアルバムですね。デビューアルバムの「eyes」、2枚組アルバム「Lovin' you」、大ヒットした「ribbon」は最高ですね。曲が流れると、あの頃の行き場のない想いを思い出します。

一生で聴く音楽の好みは14歳までに決まるという説がありますが、僕の場合もそんな感じです。
歳をとってから新しい音楽をたくさん聴きますが、あの頃の美里さんの曲ほど深く沁みるものはありません。曲は曲単体としてではなく、記憶や当時の想いと結びつくことで、より深い感慨がもたらすものなのかもしれません。

美里さんの歌のように、読んだ後でも、ふとしたときに場面やセリフを思い出すような小説を残したいと日々書いています。

初の商業出版。よろしかったら。


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