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日本の未来は畳が拓く

藺草が見つめてきた日本人の素顔

一枚の畳をひっくり返してみたら、そこには驚くべき日本経済のドラマが隠されていた!

長い間信じられてきた、
「中国人が安い畳表を作って、日本文化を衰退させた」
「日本史上初のセーフガードは、日中対立だった」
「和紙の畳表は、和紙で作られている」
は、すべて、間違いだった。

日本から、畳の原材料となる藺草の苗を持ち出して、中国で栽培を始めたのも...

中国人に苦しみと悲しみを与えて、苛酷な労働環境で低価格の畳表を製造し、津波のごとく日本市場に流し込んだのも...

破産、廃業した日本人農家から7000台を超える中古機械を買い叩き、中国に横流しして、産地八代で500年続いた産業を破壊したのも...

すべては、「日本人の仕業」だった!

膨大な政府公開文書、学術論文、新聞記事、市議会の答弁記録、研究機関の発刊資料を調査、分析した結果、明らかになった「畳の裏の衝撃の事実」とは?

日本史上、初めて「自損型輸入」の打撃を受けた藺草・畳表産業が直面した苦難と、日本の農家、職人が今も耐え抜いている試練とは?

そして、畳が私たち日本人に発するメッセージと、真の経済的、文化的な豊かさを取り戻すための、日本経済再建策とは?

月刊『致知』、月刊『正論』、共同通信、西日本新聞はじめ、30を超える新聞、雑誌、ネットメディアで取材され、大反響を呼んだ『コスパ病 ~貿易の現場から見えてきた「無視されてきた事実」~』で紹介され、日本各地の読者から続々と共感の声を集めた、あの「八代の畳の物語」がパワーアップし、ついに「日本初の畳現代史」として、一冊の本に結実!

元八代市農林水産部の「海外マーケティングアドバイザー」として、日本最大の藺草・畳表の産地である熊本県八代市と関わった著者が、業界人さえ知らなかった畳の歴史をひもときながら、日本復活の秘策を提言する異色作。


【本の内容】
まえがき

■一の間 畳の裏に隠された悲劇

第一畳 畳を知れば、日本が見える
第二畳 畳が畳でなくなった時
第三畳 畳が受け止めた史上初の衝撃

■二の間 畳の前に佇んで

第四畳 畳に対する日本人の反応
第五畳 文化を喪失したモノづくり
第六畳 外国人が見た畳の本質

■三の間 畳が拓く日本の未来

第七畳 畳職人を応援しよう
第八畳 国産藺草農家を応援しよう
第九畳 日本の未来は畳が拓く

あとがき

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■著者略歴

小島尚貴(こじま なおたか)

この本を紹介していたのが山岡鉄秀さん。この動画です。

特番「デフレマインドで自〇する日本と戦後国連中心主義の末路!松田学が示す復活への道~ 自損型輸入ビジネスとは何か?~」

19:23~

我が国のあらゆる地産、国産の品目の産地を高齢化、過疎化に追い込み
地元で安定供給を十分に果たしてきた各地の産業を破壊し、低価格の輸入品で私たち日本人を貧しくしてきたのは、自損型輸入業者なのです。

本のなかで具体的な企業名も書かれていますが、大手ネット販売でも
「国産」のい草ラグを取り扱ったりしています。(もちろん”安価”で)
JASマークのいい加減さも問題です。(これが付いていれば国産と思いがちですがそうではない)

そしてそのJAS認定の中国産の畳が市営住宅や公団住宅に使われている
現実があります。

衝撃だったのは、八代の藺草農家の方が83人も自殺されていたことです。
P70より

そして、安価なものを安い労働力で提供してきた中国の人にも
深刻な健康被害を生み出してしまったこと。
これも考えも及ばなかったことでした。

本の最後のほうで出光の訓示を紹介されています。
P225
一 愚痴を止めよ
二 世界無比の三千年の歴史を見直せ
三 そして今から建設にかかれ


Q-T-I/ネクステップ 熊本い草農家訪問(インタビュー)畳表日本一の産地、熊本県八代

Q-T-I/ネクステップ 熊本い草農家訪問(インタビュー)畳表日本一の産地、熊本県八代へ行く なかなか見られない、畳表の産地サイドシーンをどうぞみてください。


熊本畳の歴史

熊本県でいぐさ栽培が始まったのは室町時代のこと。旧勢力の名和氏に代わって八代地域を平定した相良氏により、上土城(現・八代市千丁町大牟田)の城代として送り込まれた家臣・岩崎主馬忠久が、永正2年(1505年)にいぐさ栽培と製織を奨励したのが始まりとされています。この忠久公は文武両道に優れ、上土城の城代を39年間も務めた名君だったそうで、「八代藺草(いぐさ)の父」として現在にまでその功績が語り継がれています。

岩崎神社

今から500年前(1505年)、八代市千丁町太牟田の上土(あげつち)城主 岩崎主馬(しゅめ)忠久公は、村の人々の生活が豊かに栄えるようにと初めてい草を植え、育てることを教えました。その後、全国で天候が悪く人々が苦しむ中、太牟田の村人はい草からむしろを作り、この窮地を乗り越えました。このご恩に感謝して、岩崎公はい草の神様としてお奉りしてあります。


「自損型輸入」というキーワードから考える、これからの地産地消・輸出入とは?(主催 : 八代市 2023年12月5日 講師 : 小島尚貴)



【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】消費者行動の重要性

日本の種や技術を日本企業が海外に持ち出して安い食料や加工品を作って日本に輸入し、日本の産業を潰しているのに、その安さに飛びついて消費者は自らの地域経済社会を破壊し、日本経済を衰退させ、自身の所得も減少させてしまっている負の連鎖、悪循環に気づく必要がある。海外の現地で安く働かせられる人たちも利益を得るわけではなく、一部企業の経営陣と株主だけが利益を得ている。

消費者は安いと言って輸入食品に飛びつくことによって、地元の農業を疲弊させ、関連産業も商店街も、自身の所得も減らしてしまうという悪循環に陥っているのだ。消費者が「コスパ病」を脱却して、日本にお金が落ちる買い物に少しずつ励めば、少子化、低賃金、食料自給率低迷、人手不足の有効な解決策となる。国産農産物を消費者が支えることの重要性が、こうした視点からも理解される。

安さの裏に何があるのか?本当にこのまま日本の大切な文化や伝統が失われてしまってもいいのか?考える必要があると思います。

『日本の未来は畳が拓く』~政府発表資料、学術論文、団体刊行資料ダウンロードリンク一覧~


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『日本製』を求めて。巻之壱

大彦味噌醤油醸造元 ツバキ醤油ブラックレーベル

『日本製』を求めて。巻之弐

東京松屋 本社ショールーム・ショップ

『日本製』を求めて。巻之参

株式会社エアロジーラボ

『日本製』を求めて。巻之四


奥野晴明堂

『日本製』を求めて。巻之伍


蜂蜜屋六方

『日本製』を求めて。巻之六


刀剣博物館

『日本製』を求めて。巻之七


しまなみ楽農研究所 大三島 神の島レモン

『日本製』を求めて。巻之八

大森和蝋燭屋 和蝋燭

『日本製』を求めて。巻之九

内子座

重要文化財内子座は、耐震補強を含む保存修理工事のため

令和6年9月2日(月)から、約4年間休館します。

期間中はご迷惑をおかけしますが、内子座を次世代に継承していくためにご協力をお願いします。

『日本製』を求めて。巻之拾


玄海酒造株式会社

『日本製』を求めて。巻之拾壱

松永安左エ門記念館

『日本製』の素晴らしい動画を紹介いたしました。
葛尾さんに感謝いたします🙇

日本にはまだまだ素晴らしい文化や伝統があります。
これこそ世界に誇れるものであり、後世に永く伝えていきたいものですね。
大切に守っていきたいものです。

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最近読ませていただいたnoteの中でご紹介したい方々

正仮名遣ひで文章を書かれています。これも教養として後世に遺して
いきたいものですね。
私は「懐かしのねこ」シリーズが好きです。


キキさんのこの室生寺のnote、以前母と訪れた記憶がよみがえってきて
とても懐かしく拝見しました。
ここは観光客が殺到することもなく、昔と変わらず美しいまま景観が保たれているようです。
また石楠花が咲くころに訪ねてみたいです。

このキータンさんの写真がなぜか心を揺さぶって頭から離れません。
ここに写っているのはありふれた蝶や花や美しい川のせせらぎの
写真なのですが。
私はこの何気ない美しい自然の情景を後世に残したい。
ただそう強く願っている者です。

他にもたくさんおすすめしたい方の投稿もありますが
また紹介させていただきますね✨

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