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[詩]読み聞かせ

自分が何なのかすら分からなくなって
救いを求めている時
お母さんの読み声で眠った
あの時を懐かしく思う

読んで聞かせてくれよ、お前の話を
読んで聞かせてくれよ、今の打開策を
読んでいる途中に
眠るから、眠るから

昔とは違って今は悩みが溢れている
悩みなんてない人いない
だから、自分を忘れるまで
眠れない自分がいるんだ

読んで聞かせてくれよ、お前の話を
読んで聞かせてくれよ、君の悩みも
君は涙声で言うから
寝れなくなってしまうよ

焦燥感に刈られる夜は
ずっと想っている人を
あくまで邪念だと思って
切り捨てる他はない

読んで聞かせてくれよ、僕の過去を
読んで聞かせてくれよ、君の過去も
話している途中に
眠ってしまうまで
君の膝の上で

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