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地球科学系の学科はやめとけ
タイトルの通り、(研究者になりたいという強い願望がない限り)地球科学系の学科に進学することはお勧めしません。その理由は以下の通りです。
デメリット
1.学生の質が低い
地球科学系の学科は理系の中では人気がなく、倍率も低いです。そのため、ちゃんと志を持って入学する人もいれば、学力が低いけど何となく入れたという人がいます。僕の体感で言いますと比率は1:9です。年度にもよると思いますが、かなりの割合でやる気がなく、遊びたいだけの人間がいます。
2.推薦をもらえない
地球科学系の学生を求めている企業はほとんどありません。そのため、理系の特権である「推薦をもらって楽して就活を終える」ということができません。これは結構痛いです。
3.内容がつまらない
学んだことが将来どう活かせるのかイメージがつかみにくいです。鉱物の組成や岩石の破砕挙動など、社会に出てから役に立つ気がしません。
4.先生もやる気がない(メリットでもある)
先生は(学生の質が低いため)やる気があまりなく、特に学生側からアプローチしないと何もしてくれません(社会にでたら当たり前でしょうが)。
5.就職先が海外勤務必須
先輩たちの就職先を見ると資源系の会社が多いです。日本では資源は取れないので海外勤務必須です。しかも、資源が採れるところはたいてい発展途上国で、治安やインフラ設備に不安があります。日本にいたい人にとってはものすごく苦です。
メリット
逆にメリットも多少あるので挙げます。
1.授業が楽
学生の質が低い分、先生たちも多めに見てくれるので楽して単位を取れます。
2.研究をしなくても怒られない
先生方は学生が研究をしないという状況に慣れきっているため、研究をしなくても何も言われません。
大学に残って研究者として地球科学を極めたいと思っている人にはお勧めします。多分他の学科より教授とかになりやすそう(?)。
以上のことを踏まえて、学生には悔いのない選択をしてほしいです。
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