間違いだらけの『休職日記』を、6年後に振り返ってみた③ 〜清掃業者はじめました編
みなさん、こんにちは。
双極性障害2型のフツーの会社員、パピヨンです。
2017年の夏、私は“抑うつ状態”との診断を受け、2か月弱の休職をしました。
その際に残していた『休職日記』を6年後の今、振り返ってみようと思います。
前回の日記↓↓
第3回目は「清掃業者はじめました編」です。
いよいよスタートした休職生活。
しかし“休むとは何なのか?”がまったく分からない。
哲学的な思考を一周した結果、『お前は清掃業者か!』とツッコミたくなるほど凄まじい勢いで家中の掃除を始めた、“混合状態”のアホの姿をお読みいただけましたら幸いです。
記念すべき、休職1日目は片頭痛から始まったようです。
ならば“ゆっくり横になって過ごせばいいじゃない”と今の私なら思うわけですが。
そうは問屋が卸さない、6年前の私。
1日が無駄になってしまうと焦り、早速玄関の清掃を始めたようです。
ついでにこの日、ヨガも始める決心をしています。
精神疾患にヨガはとても良いと思いますが、この後やり過ぎなほどの勢いでヨガにハマっていきます。
そして、親に『休職』の報告の電話をしたようです。
たった1日で、色々なことに手をつけていますね。
あげく、まだ仕事の伝言を同僚にしようか迷ってます(笑)
だから休みなさいよ…私。
2日目の日記もどうぞ↓↓
2日目も、初めて通うヨガスタジオ緊張したり、開かないマーマレードの蓋に苦戦したり(なぜ急にマーマレードの蓋の話なのかナゾですw)、クローゼットの服を捨てまくったりと話があちこち飛び回り大忙しです。
それにしても2日でゴミ袋7袋分のモノを捨てるって…。
私、決してゴミ屋敷に住んでるわけじゃないんです。
大量のモノを捨てることで、ある種の自傷行為というか身辺整理のような、快感を感じていたのかもしれません。
6年後の振り返り
休職期間の過ごし方として、掃除は良い作業だと思います。
思考の整理にもなり、スッキリします。
しかし、なにも初日からやらなくたって良かったはずです。
まずはゆっくり休めばよかったのに。
“みんなは働いているのに申し訳ない”
という謎の罪悪感に苛まれ、何かをせずにいられなかったのをぼんやり覚えています。
日記ではあたかもテキパキと掃除をしているように見えますが、実際は頭が回らずとても効率が悪かったです。
全然進まないのでご飯を食べることも忘れてしまい、何時間もかけて掃除をしていました。
数日かかってやっと、
『途中でやめても、続きは明日やればいいじゃん。明日も休みなんだし!』
と気付きました。
それでも最初の頃は、中途半端が許せず苦しみました。
そこで編み出した方法が“強引に見えなくする”です。
シーツでもベッドカバーでもいいです。
大きな布で、掃除をやりかけの場所をバサっと隠してしまうのです。
掃除や片付けが終わらず途方に暮れている方、おすすめです。
作業はしっかり時間で区切って、残りはバサッと隠して明日に回しましょう。
あちこち飛んでいく思考に振り回されながら、私の慌ただしい休職生活がはじまりました。
続く
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