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読んだ本#11 心療内科医が教える本当の休み方

本日はこちらの本の感想を書かせていただきます。
24年の6冊目です。

まずは、表紙がかわいい。丸くなる白猫。はい、かわいい。

さて、感想文です。

自分のつらい気持ちを打ち明けることは、「清水の舞台から飛び降りるほどの勇気が必要なことである」

心療内科医が教える本当の休み方 精神科医の松本俊彦先生

納得しました。
会社で鬱の状態がひどい時、本当のつらい気持ち、原因は誰にも話せませんでした。
結局、清水の舞台から飛び降りることができたのは、休職してから一か月ほど経過してからだったと思います。

過剰適応とは自らのニーズよりも、他者のニーズを満たすことを重視しすぎて疲弊していること。
逆に他者への貢献に依存するかのように、自らの責任範囲を超えてまで他者の役に立とうとする人も決して少なくない。
そのような人は、自らのために「休む」ことは困難を極める。

心療内科医が教える本当の休み方

鈴木先生、はい、これ私です。自分の心地良さなんて二の次、三の次でした。
部下の仕事内容とか、1on1とか評価権利持ってないのにやってました。
部下の役にも立ちたかったから。普通に越権行為といえば、越権行為じゃーん。管理職の仕事じゃーん。

「本当の休みをとる」とは、自らの「身体のニーズを把握し、それに応えることことで自分自身とのつながりを取り戻し、心身が安全・安心を感じられる状態にすること」

心療内科医が教える本当の休み方

これは今の休職期間中、割とできているほうだと思います。
気になるもの、好きなものは手に取ってみる、やってみる、声をかけてみるなど。
疲れたときは、旦那氏に「疲れたから代打頼む~」と言えます。

「我慢して生きるほど人生は長くない」なんて言葉をどこかで聞いたことありますが、ストレス環境下で合わないことをずっとやり続けて我慢できるのは、生理学的にせいぜい3か月くらいということ。

心療内科医が教える本当の休み方

はい、鈴木先生。まさに私もこれでした~。昇格してから約3か月で適応障害。2か月後にうつ病へ変身~。

もう、誰かもっと早く教えてよね!の気分です。

人にはどんな困難からも回復できる力が備わっている

心療内科医が教える本当の休み方

そうなのか。少しずつうつが改善しているのもこの回復力のおかげなわけですね。
もう元には戻れないけれど、回復した状態で新しい自分になりたいと
日々思って生活しています。

そう考えると、確かに「我慢して生きるほど人生は長くない」ですね。

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