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読んだ本#12 図書館の神様

プチ瀬尾まいこさんブーム?といえばいいでしょうか。
図書館というキーワードにつられて図書館で借りてきました。

文芸部の顧問になった清と、その部員垣内くんを主軸にした物語です。

私がぐっときた垣内くん語録はこちらです。

黙るべき時を知る人は、同時に言うべき時を知っている

図書館の神様

これが高校生の垣内くんの思う正義だそうです。
うっわー、ド正論すぎて何も言えないっす。
会社で働く人の三分の一でもいいから、こんなだったらなぁ・・・(遠い目)

雑草は、強いといいますが、どうしてでしょう。
彼らだって弱い部分があるはずです。
「踏んでもすぐ立ち直る」
「愛情をかけなくても強く生き抜く」
かわいそうです。見ていられません。聞いていられません。
僕は彼らの弱い心を見つけられる
そんな大人になりたいです。

図書館の神様 垣内くんの詩より

どんなに強く振舞ったって、弱さはある。
人間も一緒ですよね。
強いからってそのまま放置していれば、いずれ根は腐るかもしれない。
人も同じかもしれない。
色んなことが出来る、仕事が早い、芯がある。リーダーシップがある。
褒める言葉をかけなくてもあの人は大丈夫。
そんな思い込みで誰かを追い詰めているかもしれないですよね。

私も垣内くんと同様に、人の弱い部分を見つけられる大人でありたい。
心からそう思います。

こんなリンクも見つけましたので、ネタバレにはなりますがどうぞ。


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