その16 方針変更…ミルクはやめた
（約1000字）平成11年３月末（K生後約６か月）
方針変更
今回試してみて予想できたのは、Kは昼間、ほとんど飲まないだろうということ。
私以外の人があげれば、もしかしたら飲むかもしれないが、量は少ないだろうということ。
ミルクを飲まなくても、離乳食や、スープや、お菓子は食べていたし、多少空腹でもお昼寝はするので、何とかなるのではないか。
昼間、Kの世話をしながら、何か他のことをしようと思ったら、それは難しいだろうが、Kの世話をすることに専念すれば、彼は結構機嫌よく生活しそうである。
お散歩にでも連れ出せば、もっと楽しく時間が経つであろう。
というわけで、無理矢理ミルクに変えることはやめにした。
たくさん飲むことを予想してミルクを考えたが、それほど飲まないのであれば、母乳の冷凍で間に合う。
１日１００～２００㏄位であれば、仕事の合間にでも楽に絞れる。
それに、それ位絞った方が、私のオッパイも楽である。
これまでどおり、私が卵さえ食べなければ、アレルギーの点でも安心だし。
この先、もし、マグマグか哺乳瓶に慣れて、たくさん飲むようになったら、その時にミルクを考えればいい。
７か月になれば、離乳食が２回になるし。
きっと、なんとかなる。
大変さもいい思い出に
こうやって、手がかかるのもわずかな間だけだろう。
１学期が終われば、夏休み中には３回食になり、２学期になる頃には、大人と同じになる。
この６か月があっという間だったように、あと半年も、あっという間に過ぎてしまうのだろう。
Kが成長するのはとても嬉しいが、私から離れて行ってしまうのは、少し寂しい。
Kに下の歯が生え始めた。
Kとちょうど１年違う男の子がいる友人が、Kを見て、
「わー、歯がないお口、懐かしい…」
と言った。
その通り、歯がないかわいいお口は、もう見られないのだ。
４月になって、私が仕事に復帰すると、かなり忙しいことが予想されるが、この大変さもきっと、後で思えば、懐かしく感じるのだろう。
つづく=^_^=
さーて次回のお話は・・・
『ネコはダメ✖✖』です=^_^=
長男Kがアトピー性皮膚炎とわかってから、２か月ほど経った頃。 この怒涛のような日々を振り返る余裕が出てきたところで、新聞にまとめてみようと思い立ちました。
この頃は大変だったけど、今振り返ると、よい思い出です。
原文は、手書きで書きなぐっているので、noteで発信するに当たり、表現等付け足したり直したりしています。
今回の原文は、こんな感じ↓↓↓
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