その20 離乳食(自家製だけど、大変ではない)
(約1300字)平成11年6月下旬(K生後約9か月)
※私は4月に仕事に復帰して、その間忙しかったらしく、前号から2か月間が空いている(;^_^A
アレルギーのある子供の離乳食は、ゆっくり進めた方がいいということだったので、Kも5か月(3月の初め)頃から野菜スープを始めた。
私は4月から仕事に復帰するので、毎日作るのは大変である。
そこで、多めに作って冷凍しておくことにした。
スープやつぶし野菜は、製氷皿で冷凍する。
それをフリーザーバックに移し、日付と食材を書いてストックしておく。
魚や芋などの汁気の少ないものは、15gずつラップに包み、同じくフリーザーパックに入れておく。
何種類も作って、これらを順番に解凍して食べさせればよいのだ。
アレルギーの子供の場合、同じ食品を続けて摂らせない方がよいので、回転食にできるよう、種類を多くする必要がある。
3月一杯は毎日のように新しいメニューを作り、Kの様子を見ながら食べさせた。
4月になってからは、週末の休みの日に、新しいメニューを加えていくことにした。
5か月めからの離乳食ならしメニュー
💮1週め…スープ1さじから7さじまで
💮2週め…スープ1キューブ(約15CC)
💮3週め…スープ1キューブ+おも湯
💮4週め(6か月)野菜のすりつぶしに挑戦
💮5週め…野菜1キューブ(約15g)
これで、私の仕事復帰前に、離乳食の準備完了。
友人からは、「離乳食なんてわずかの間だから、市販のものを上手く活用した方がいいよ。」とアドバイスを受けた。
なるほど、それもそうだと思い、赤ちゃんホンポに行って買おうと思った。
ところが、市販の離乳食にはほとんど、卵や牛乳が含まれているのだ。
「卵は使っていません」と書いてあっても、「チキンエキス」が入っていたりする。
結局、Kが大丈夫なのは、白粥とカボチャくらいだったので、あきらめることにした。
(注:20年以上前のことなので、今は、もっと良くなっていると思います。)
野菜スープの頃は好調に思えた離乳食も、その18に書いたように、その後は不調であった。
8か月近くなったら、今度は、自分でスプーンを持ちたがる。
それを阻止して、こぼさないように口に入れるのは至難の業である。
それならいっそのこと、自分で食べさせたら…と、ある日、手づかみで食べさせたところ、なんと、よく食べる!
自分の手に持ったものだけでなく、私たちが食べさせるものにも、口を開くようになった。
だから、8か月の中頃(6月)から、メニューにKが手に持っても大丈夫なもの(くだもの、トマト、キュウリ等他、季節の新鮮なもの・りんご・キウイ・いちご・もも・さくらんぼ・ぶどう・国産オレンジ・プラム等)も加えることにした。
しかし、ベトベト、ムチャムチャは覚悟しなければならない。
Kのお食事用のテーブルは毎日洗い、食事の後は、必ずお風呂。
でも、「食べる」ことに興味を持ってくれてよかったです。
メニューの詳細
スープ6種類、野菜6種類、魚6種類、主食とお芋で7種類、
すべて回転食にできるようにしている…
我ながら、エライ-w/
つづく=^_^=
さーて次回のお話は・・・
『仕事と育児(25年前の私)』です=^_^=
長男Kがアトピー性皮膚炎とわかってから、2か月ほど経った頃。 この怒涛のような日々を振り返る余裕が出てきたところで、新聞にまとめてみようと思い立ちました。
この頃は大変だったけど、今振り返ると、よい思い出です。
原文は、手書きで書きなぐっているので、noteで発信するに当たり、表現等付け足したり直したりしています。
#育児日記
#子どもに教えられたこと
#アトピー
#アトピーの記
#離乳食
#自家製だけど大変ではない