その19 父ちゃんとKの１日・後半戦
（約1100字）平成11年4月下旬（K生後約７か月）
晴れていれば、お散歩。
父ちゃんは、S公園がお気に入り。
小さい子はあまりいないらしい。
Kは、お散歩の途中で寝始め、だいたい１時間は寝るという。
眠っている間は、図書館などで時間をつぶし、目覚める頃お家へ帰る。
外から帰ったら、お湯でお顔をきれいに拭いて、お茶を飲ませる。
母乳に挑戦して、少し飲むこともある。
ごはんか、赤ちゃんおせんべいをもらって飢えを凌ぎ、あとは母ちゃんが帰ってくるのを待ち焦がれて、ひたすら遊ぶ。
母ちゃん帰宅。
１歳３か月までは、育児時間が取れるので、こんなに早く帰れるのだ。
父ちゃんもKも大喜びで出迎えてくれる。
私が手を洗ってうがいをしたら、すぐにオッパイ。
Kは、「本当に母ちゃんでよね、この人…」というように、ゴクゴク飲みながら両手で触り、目はジーッと母ちゃんの顔を見つめている。
お腹がいっぱいになると、また、父ちゃんと遊ぶ。
母ちゃんは洗濯をしながらご飯の仕度。
その間に、もう１回、オッパイをあげる。
父ちゃんと母ちゃんが夕食。
Kも欲しくなって、自分のご飯を食べる。
デザートのリンゴをかじらせてもらえることもある。
たいてい、７時ころ眠くなって、父ちゃんのだっこでひと眠り。
目覚めると、母ちゃんに交代して、オッパイ。
用事の有無によって多少前後するが、夕食の後はお風呂。
Kはお風呂が大好きで、これ位の時間になると、入りたくてグズグズ言い出す。お風呂は好きでも、顔を洗うのは嫌いで、大泣きすることもある。
お風呂から出たら、薬を塗って寝る準備。
アトピーがよくなってきたので、顔と発疹が出ているところだけに塗れば済み、とても楽になった。
一番ひどかった頃は、覆面レスラーにするのに３０分以上かかったから…。
添い寝でオッパイをあげること、１０分から２０分。
Kはあっという間に眠りに落ちる。
時間通りの楽な子だ。
とはいえ、１日が終わると、父ちゃんも母ちゃんも、ぐったりである。
（さらにこの後、朝まで、母ちゃんは、２・３時間おきに目覚めるK に、母乳をあげることになるのです…）
つづく=^_^=
この体験を通して、父ちゃんは子育ての大変さを身をもって理解することになりました。
体験って、大事！
さーて次回のお話は・・・
『離乳食（自家製だけど、大変ではない）』です=^_^=
長男Kがアトピー性皮膚炎とわかってから、２か月ほど経った頃。 この怒涛のような日々を振り返る余裕が出てきたところで、新聞にまとめてみようと思い立ちました。
この頃は大変だったけど、今振り返ると、よい思い出です。
原文は、手書きで書きなぐっているので、noteで発信するに当たり、表現等付け足したり直したりしています。
今回の原文は、こんな感じ↓↓↓
#育児日記
#子どもに教えられたこと
#アトピー
#アトピーの記
#子育ての大変さを実感してほしい
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