見出し画像

転生して令和の日本に生まれました。『普通の人生歩みたいバブ👶』

こんにちは。
現在、家庭教師8年目の丸山です。

突然ですが、みなさんは夢を持っていますか?
・プロ野球選手になりたい。
・起業家になりたい。
・俳優やアイドルになって有名になりたい。
小学生の時は、このような夢を持っている人が沢山いたと思います。
僕も、小さい頃は虫博士になりたいと本気で思っていました。
友達のA君は、サッカーがとても上手だったのでサッカー選手になるのだと、本気で思っていました。

中学生、高校生になると
本格的に、学校での勉強や部活が始まります。
受験勉強や部活などを通して周りの子との競争を嫌でもしなくてはいけなくなり、自分の立ち位置を意識せざるを得なくなります。

競争では、頑張らないとどんどん置いていかれる。頑張っても上には上がいて、多少の努力では評価されない。そんな環境の中で競争に疲れ、自信をなくし、もはや夢と言えるものを持てなくなります。

その中で、ぼんやりと自分の両親を見て、自分も将来は両親のように、普通の家庭を持ちたいと思うようになります。

『家と車があり、平日は仕事をし、休日はたまに家族で旅行に行く。子供は2人で、大学までは行かせてあげよう。』
こんな"普通”の暮らしができればいいと、思うようになります。

……いや、これ普通じゃない。
そう気づいたのは、大学生になり、就職活動に入った時でした。

内定(入社確定の連絡)を貰えた企業は3つ

・激務で残業だらけのブラック企業年収550万円
・ホワイト企業で残業はない企業年収500万円
・激務で残業だらけの医学部専門塾年収600万円

幸い、周りの環境や両親の援助が厚く
受験勉強を乗り切ることができ国立大学の理系に進みましたが、就職活動の末、得られた内定は上の3つ。
この年収では、家庭を持ち、家を持ち、車があり、子供に十分な教育を
こんな普通の家庭は、作れません。

せいぜい、
家庭を持たず独身で、休みの日はお金のかからない趣味を堪能し、老後の蓄えを作りながら過ごす

これくらいです。
僕の想う普通の生活とは、程遠い日々を過ごしています。
小学生の時、神童だった
プロサッカー選手として名を残すと思っていたA君は、今は介護の仕事をしています。

日本人の平均年収が大体400万円くらいなので
大抵の人が思い描くような"普通の暮らし"ができないということです。

しかしながら、人は簡単に自分の生活水準を下げることはできません。
多くの人が、社会人になると自分が貧しくなったと感じてしまう理由はここにあります。
加えて、年々物価は上がり、税金は高くなる一方です。これも、貧困化を加速させる要因になるでしょう。

"普通の暮らし" が "贅沢な暮らし" になった今、正しく状況を理解し、そして"理想の普通の暮らし"を実現するために目の前にある課題や競争に勝たなくてはいけません。
そう認識して動ける人間が、今後"普通の生活"を勝ち取ることができると、そう思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?