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初めに

本記事に目を止めて頂きありがとうございます。

「底辺の日常体験記」と申します。
主に資格取得や勉強方法など、自分の実体験をメインに記事にしていこうと思っております。


記事にしようと思ったきっかけ

もともと私自身勉強が大の苦手でして、昔の自分であれば記事を書くことなど考えもしなかったですし、筆者の駄文を世に出すことを考えてもいませんでした。
きっかけは筆者が転職を機に人間関係の輪が広がった事と、年齢を重ねるにつれ言う側から聞く側へ変化した事だと思います。

いざ聞く側になると…

前職の仲間や現職の同僚、果ては工事に来所された現場監督さん。
筆者の仕事はまずコミュニケーションを取り、円滑に物事が進むように話題を考えます。現場での休憩時間や打ち合わせや宴席など、最初は軽い雑談で進みますが、仲が深まるとやはりお互い似たような業界なので最終的には年収や資格の話になりがちになります。

特に話題になり易いのが「取得した資格」の話になります。
企業によっては名刺の裏側に取得した資格が記載されていたり、工事を行う際の手順書に有資格者の記載欄があったりします。
皆共通しているのは、資格試験の勉強方法や参考書の選び方、モチベーションの維持など筆者同様に悩んでいる事でした。

色々見聞きした上で、筆者としては自分の体験談を元に皆様へ少しでも参考になればと記事にしようと思った次第です。

そもそも筆者は勉強が苦手です

そもそも筆者は集中力が皆無ですし、勉強机の前に1時間以上座って居た事はありませんでした。当時は学校から帰ると宿題や復習など全くせず、テレビを見ながらだらだらと1日を過ごしていました。
小学校では授業中にある程度内容を理解することができましたが、中学校ではそうはいきません。

結果、中学校では赤点を連発。

担任の先生からは、テスト後毎回呼び出し。
補習に行けば、補習を受けに来たのか説教を受けに来たのか分からない状態に。
目標はないものの「中学を卒業したら、大工か料理人になろう」と考えていましたが、就職氷河期だった事もあり最終的には担任の先生の助言を受けて高校進学を決意。

高校は名前さえ書けば受かる某工業高校へ入学。
やはり人間根が変わるわけでも無く、今度は勉強せずバイト三昧。
やはり最後まで赤点ギリギリでしたが、なんとか高校を卒業する事ができました。

いざ就職活動

当時は就職氷河期の最後の方でしたが、現在とは違い就職口はほとんど無い状態でした。
※首都圏は分かりませんが、地方は悲惨でした。
大手企業や公務員は倍率は今よりも断然高く、さらに同級生同士がライバルという事もあり筆者含め同級生の友達関係は破綻しました。
1つの会社に2~3人受けて、全員受かれば良いですが大抵は1人採用です。
目の前で同級生同士がいがみ合うのも何度か目撃し、辛かったのを覚えています。

筆者も高校の就職相談窓口へ何度も足を運び、やっとの思いで中小企業のビルメンテナンス会社へ就職する事ができました。
恥ずかしながら筆者は入社するまでビルメンテナンス業を知らず、ビルの清掃か壊れた機器を修理する程度の認識しかありませんでした。

しかし実際は機器の点検や保守を行い、業務上資格が必須であるという事。
筆者は当然そのことを知らず、無資格のまま入社初日を迎え最初の3年間は仕事をしながらの資格勉強の日々でした。
※筆者はここで勉強する癖を身に着けることができました。

そして転職活動

資格を取得し、ある程度業務を覚えた20代後半での事。
結婚や将来を意識し始め、自分の収支を見直すことに。
結論から言うとビルメンテンス業自体の平均年収が低いこともあり、当時の筆者の給料では家族を養う事は不可能でした。
※当時筆者の年収は300万円を下回っていました。
しかも、筆者が勤めていた会社は昇進してもほとんど給料が上がることは無く、当時筆者の教育係だった課長の年収を聞いて絶望しました。

このままでは将来に希望が持てない事と、結婚できないなどの要素が重なり転職を決断。
同じビルメンテナンス業界では無く、年収も上げる為に他業種へチャレンジする事にし、そこからさらに資格取得の日々を送ることになりました。
現在は紆余曲折を経て無事転職し、現在は製造工場で勤務することになり年収も大幅に上がることができました。

筆者が伝えたい事

たとえ学歴やコネが無くても、資格があれば転職する際に採用確率が上がると言う事です。
転職する場合「前職で何をしてきたか」が重要になりますが、中途採用の技術系は資格で評価されることが多く「資格=経歴」というふうに見られます。また、IT系や営業であっても最低限の資格を取得していると面接官に与える印象が違うと思います。

そもそも中途採用の場合、即戦力として求められます。
選考する側として、年齢・経歴が拮抗している志願者がいた場合に有資格が判断材料の一つになります。
わざわざ育成や資格取得支援をする必要も無くなるわけです。
国家資格であれば会社として登録の必要がある場合もあり、即戦力を期待している会社側としては採用になりやすいのです。

転職者として

私もビルメンテナンスから製造工場に転職しましたが、必要資格はビルメンテナンスと大して変わりませんでした。
違う業界でも資格が重複している可能性があります。
転職を考え悩んでいるのであれば、簡単な資格からチャレンジしてはいかがでしょうか?

次回は

「試験勉強のモチベーションを維持するには?」と題して記事にできればと考えております。

よろしければご支援をお願いします。 頂きました金額は資格取得費用や参考書購入費、設備投資費用にさせて頂きます。