私にも背筋を伸ばして生きる権利がある、と思うねん

猫背巻肩で、いつもくにゃんとしている。
お腹はダルんとしている。筋肉を使えていないから。
パーソナルトレーニングの先生に、お腹力入れられるように姿勢しっかり作っていこうねって目標たててもらうくらい。

ひどくきっしょい話。
猫背巻肩なのは二次性徴以降。
胸が大きいのです。
小学5年生くらいでBカップくらいありましたが、
今思うと心を蹂躙されたんです、親に。

お風呂に入っていたら必ず父親が入ってきて「仕事のストレス忘れられるわ」と胸を揉む。
母に訴えると、「神経質。あなたもお父さんに揉み返せばいいのに。子どものくせに色気付いてるから嫌な気分になるの。いやらしい子」と言われる。
父と二人で留守番をしていると、「胸が化膿しているかも知らないから上の服を脱げ」と言われ、触られ服を着せてもらえないまま母の帰りを待つ。
そしてそれを見た母は「お父さんは私のもの。この色気狂い」と私を叩く。
「こいつ乳でかくてアホみたいやろ」と母の友人や近所の人に大声で笑い話として語る母。
(類友なのか、一緒になって笑う母の友人やご近所さん)

子どもの頃は自分の胸が大きくて、そして自分が存在していることは嫌らしくて罪なことだと言語化できていなくても思っていたように思います。
親ではなく自分への嫌悪。
そしてそんな体つきをしている自分を隠すように猫背で巻肩。
30歳もすぎて、親の言うことやることが間違っていると自信をもって言えます。
親への嫌悪。抵抗できなかった幼い自分への蔑み。
でも、一人の人間として私だって背筋伸ばして生きていいと思うねんな。
だって私悪くないやん。確かに幼い日の私は何もできなかった。やめてとも言えなかった。公的機関に保護を申し入れる知識もなかった。でも子どもやったし、それがなんとなく人に言いづらいことやなって思ってたけどここまでおかしいってわからんかってんからしゃーないやん。
書いてて思ったけどあいつら頭狂ってるやん。
だから私は背筋伸ばして生きるねん。
幸せな今日を明日も過ごすねん。

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