サポーターとファンの狭間で
地元葛飾区のクラブチーム、南葛SC。今年も応援しております。
今年は監督に風間八宏さんを迎え、大卒の新人さんが入団し40人という大所帯になり、三月の東京カップでは初優勝。その後天皇杯につながる東京都代表予備戦では格上カテゴリJFLの横河武蔵野FCには力を発揮出来ず、また個の力の違いを見せられた形で敗戦。先だって始まった関東社会人リーグ1部では、ジョイフル本田つくばFCに対し、リズムを掴めず0-1で黒星スタート。しかし先日の第二節では2年間全く勝てなかった東京ユナイテッドに2-0でシャッタアウトでの勝利。ハラハラ・ドキドキの日々がまた始まっています。
サポーター?ファン?
リーグ開幕に先立ち、初めてサポーターの決起会という交流会に行ってみた。幹事の方には以前別の場所でお会いしていたし、SNSでの参加者募集を見てメッセージで問い合わせた。
Q:「ゴール裏にも行かない私ですが参加しても良いのでしょうか?」
A:「応援の形はそれぞれですから、気になさらずお越し下さい」
初のサポーター会でしたが、初めてお会いする方ばかりですが、皆さんクラブをそれぞれの形や立場で想いを持つわけですから、自然と話が出来ました。中々新鮮でしたね。
サポーターなのか?ファンなのか?
このサポーター会において、やはりこの疑問に行き着いた事は確かでした。
先に行った様に僕はゴール裏、つまりサポーターさんが応援する席には基本的に行かない。これは旧国立でも、オリンピコやサンシーロでも同じ。理由はサッカー自体を観たいから。勿論国立やそれらの大きなスタジアムではゴール裏からでもかなりピッチが見渡せる。サンシーロなんてかなり高い位置から見られるから、問題はないけど。
僕個人の感覚だけど、サッカーの一番の魅力はゴールが入る瞬間に髪が逆立つくらいの強い高揚感がある事。自分も一応はプレイヤーだったから尚更かも知れない。そのゴールを決めるまでのプロセスや流れみたいなものを体感する事が、僕には欠かせない、と勝手に思っている😅
だから崩し方や守り方、個々のプレイが見れる場所が好ましい…それは大抵タッチライン際。出来れば多少高さがあった方が良いけど、関東リーグのグラウンドはJリーグとは違うし、サンシーロみたいなのはある訳ない。これはdisりではなく、現実。だから南葛SCのホーム、奥戸では芝生席。たまにスタンドに入る。
こんな見方をするので、一般的なイメージのサポーターではない…ファンと言うべきか…と自問するのです。
ただ問題は同じモノをみている事実
とはいえ、ゴールが決まれば大騒ぎ、失点すればガッカリ。この基本原理はゴール裏のサポーターの皆さんと僕に違いは無い。
昨今、SNSを観ていると「サポーターこうあるべき」論がちらほら見られる。確かにサポーターがサッカー文化に於いては大きな位置にある事はわかるし、クラブにも欠かせない。だけど、軍団的なルールというか統率論が出てくる事に僕自身は懸念している。
サッカー⚽️は自由なはずだよ。そしてそれは応援席も同じはず。自分にはそれらサポーター論理は合わないのかなと感じて来たし、今もそう思っている。皆が節度を保ちながらも、気持ちよく観戦できる空気は絶対欠かせない。
未完成のクラブだからこそ…
ここまで好きに言ってきたけど、先のサポーター会では、自分と皆さんの間に大した垣根はない事を実感出来たのが嬉しかったのです。
だからこの小さな街のクラブがこれから大きくなろうとも、今ある参加する者を快く迎える空気を持ち続けて欲しいですね。
結論
僕はゴール裏にいるサポーターではない
が、タッチライン際にいるファンというサポーターです‼️
皆さん、これからもよろしくお願いします😄
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