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ステロイドを使う前に

【注意】このnoteは「ステロイドを使うな!」と、アナボリックステロイドの使用を止める内容のものではありません。
「使用前にやっておくことリスト」です。

どうも、ステラ(@tren_test_mast)です。
今回はステロイド云々の前に潰しておいてほしいことをご紹介します。
よくYoutubeやTwitterのステロイドユーザが初心者に「お前はまだステロイドを使う段階にない」と突き放すように言ってるのを目にします。しかし、彼らはそれ以上説明を行うことが出来ないため、突き放すしかないのです。
なので初心者は改善点、「ステロイドを使う段階」の定義が分からず、適当に経口剤を使ったり、ソビエトスネークやビッグアームやステロイドbotのような自称ステロイドのプロ講師様に、明らかに見合っていないパーソナル料金を払ったりするのです。あるいはナチュキチに転身したりですかね。
そういった不和や衝突、金銭的肉体的ダメージを受けるくらいなら、このリストを潰して、私のNoteにあるサイクルで回していって欲しいです。
長くなりましたが、以下目次です

やっておいてほしいことリスト

  • 自分に合うトレーニングを見つける

  • 自分に合うPFCと食材を見つける

  • 絞り切る経験をしておく

  • 大会に出る

  • ゴールを決める

  • 人間関係を確立させておく

自分に合うトレーニングを見つける

ユーザもナチュラルも、同じく「トレーニングボリュームをどんどん更新し、停滞しないように新たな刺激を入れ続ける」という手法を取ります。
ユーザだから低重量高回数しかダメ、ということではありませんし、ユーザだからオーバートレーニングを避けるという話でもありません。自分が追い込める、ボリュームを高められる種目やセットの組み方を見つけられていない状態でステロイドを使うべきではありません。

自分に合うPFCと食材を見つける

トレーニングと同じく、ユーザとナチュラルでは食事に大きな違いはありません。確かにナチュラルの方が増減量どちらでもカロリーを大きく取らない手法がメジャーだったりしますが、「自分に合うクリーンな素材を、自分に合う量だけ食べる」という点は変わらないです。
これが特に重要なのは減量期です。自分に合う食材で増量期を過ごしている場合、減量が苦で無くなる人がかなり多いです。炭水化物と脂質の量を減らせばいいだけなので、調整がかなり楽になりますし、ジャンクを食べない関係で脳が落ち着く(?)という感想を持つ人が多い印象です。
自分に合う量と質を見極めるのは、大会で勝つためにはかなり重要だと考えています。薬で脳をやる前に考えられることはやっておいたほうが得です。

絞り切る経験をしておく

大会に出る場合、ほとんどの人がここで苦しみます 減量がつらい、という発言の9割はこの「最後の1,2絞りがつらい」に集約されていると言えます。
これを体験するためには、マクロや食べ物により一層気を配ることはもちろん、睡眠の質を改善したり、有酸素を吟味したり、減量末期のトレーニングだけを見直してみたり…などなど、まさに試行錯誤します。
絞り切るのは限界の精神状態で正常に判断する方法、迷わない方法を確立するために大変大事です。なので、ステロイドを使う前になるべく自分のものにしてほしいです。

大会に出る

ナチュラルで出来ることを統合的に実践できるのが「大会出場」であると考えています
食事、サプリメンテーション、トレーニング、有酸素、睡眠、水抜き、塩抜き、パンプ、カーボアップ…全て完璧にこなして、その結果自分はどんな成績を残したのか、弱点となる部位、ポージングは何だったのか、次回のバルクでは何をすべきなのか、今回課題が残ったとしたら何があるのか、薬を使うことで埋められる穴はどこなのか…などなど・
「反省点をすべて網羅でき、ステロイドを使うことでしか開けない道があるのか」を判断できるようになる、それが大会出場の最大のメリットです。
ステロイドは筋肥大に超効果的ですが、結局絞り切れないと勝てないのです。勝って有名になりたいのなら、まずナチュラルで大会に出場すること、そして自分の大会のスタイルを確立し、自分が勝てる土壌を育てることです。

ゴールを決める

今までは「入口の探り方」でした。いわば「ステロイドを始める条件」です。今度は「ステロイドを辞める条件」です。
具体的には、「自分の人生には~~が必要で、これが達成されたら大会も引退して、ステロイドもやめよう」とする条件を探します。
ここでは就活の際に行ったであろう「自己分析」をおススメします。(紙に書く方です、性格診断ではありません。)
自分の人生の喜びはどこにあり、自分が幸せになる条件は何なのか、それを深く考える必要があります。
ここで安易に「10億円あれば幸せ」「いい女を抱いて毎日好きなもの飲み食いしたい!」「プロカード取って賞賛を浴びたい!」とかで終わらせたりはしないでください。「なぜ10億なのか?1億や5億、あるいは100億じゃダメなのか?」「なぜいい女を抱きたいの?射精の快感だけならシコっても一緒じゃない?」「では何故プロになりたいのか?」と考えを巡らせてください。そうすると「1億2億じゃ一生遊んで暮らせないし、100億となると超リスキな方法を取る必要がありそうだし」「いい女を抱いてると、他の人に自慢できるし、美人の彼女ならインスタでも映えるし」「今まで武道や競技をやってきたけど負け続けで、これなら今までのコンプレックスを解消できると思ったから..」と、思考する余地がまだまだあります。
結局のところ自分の幸せは自分にしか見つけられません。
その実現のためにアナボリックステロイドが必要なのか、注目を浴びることが必要なのかをよく考えることが大切なのです。

人間関係を確立させておく

ロイドレイジで人間関係が崩れるから、とかではありません。しかし、精神に異常をきたす可能性があるのは間違いありません。また、筋肉を大きくすることでスポンサーが付きやすくなったりします。
周囲にリスキーな人間を置くと、サイクル中の自分の証拠をすっぱ抜かれたり、リスキーな人間のやらかしでスポンサー契約を打ち切られ、破産してしまうことも考えられます。特に筋トレ界隈はマジで潰しが効きません。
自分の周囲には、自分が仕事を任せられる人、自分を信頼してくれている人、自分が信頼できる人以外を置くべきではないのです。
そういった不安要素を取り除かないと、ステサイクル中のナイーブな時期(特にカッティングサイクル中)に大変なことになったりしますし、泣き寝入りするしかない場合もあります。

最後に

ステロイドは魔法の薬です。使えば常人の何倍もの早さで筋肉をつけられます。「ステロイドは魔法の薬ではない」とユーザの一部の人が言いますが、間違いです。適当なトレーニングでも成果は出ますし、そのためにIOCやWADAが禁止しているのです。競技で有利になるとお墨付きが出ているのです。
しかし、ステロイドは諸刃の剣です。メリットの大きさに比例して、デメリットも勿論あります。そしてそのデメリットを制御できず、自分の人生を台無しにする人もいることをくれぐれもお忘れなく。

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