記事一覧
【神の使いの子。】ーおわりにー「創作大賞2024提出用」
読者の皆様、お疲れ様でした。
数多くの記事の作品からこちらの作品をご覧下さり、ありがとうございます。
いかがだったでしょうか。
この出来事は、2024年前半に起きた事すべてを描いております。
自分は多くの人達に助けられました。
ー執筆にあたっての著者のこだわりー
他にも色々とエピソードがあるのですが
読者様により分かりやすくストーリー展開を理解して頂く為
本編では細かいエピソードは省き、簡
【神の使いの子。】15話:お礼参り「創作大賞2024提出用」
ー2024年4月23日ー
なっちゃんを連れて、お礼参りをする日を迎えた。
俺「なっちゃん、今日でお別れだね〜。」
俺「なっちゃん、神社に戻ったらまたこれから色んな人助けていくんだろうけど、俺の事ずっと覚えてくれてたら嬉しいな。」
俺「別れるのちょっと寂しいけど、俺が寿命迎えたら、その時はまた一緒に話そう。」
俺「またいつでも俺の家に遊びにおいで。また麗奈さんとも三人で話そう。」
俺はな
【神の使いの子。】14話:お別れ会「創作大賞2024提出用」
ー2024年4月16日ー
なっちゃんのお別れ会の日がやってきた。
俺はなっちゃんにお供えする金平糖と水を用意し、麗奈さんとボイスチャットを繋いだ。
俺「こんばんわ〜。麗奈さん、お久しぶりです。」
麗奈「久しぶり〜!神城さん、なっちゃん。」
俺「まずは…何と言うか先に伝えておきたい事がありまして…」
俺「改めて、お礼を言わせて下さい。」
俺「なっちゃん、麗奈さん」
俺「今回の件に関しては
【神の使いの子。】13話:導かれし者「創作大賞2024提出用」
──決着がついてから翌日の朝──
ー2024年4月2日ー 10時頃
俺は仕事が終わり、母親と連絡をとった。
俺「大丈夫?」
母親「え、どうした?」
母親「特にいつも通りよ」
俺「良かった...」
母親「ただ、昨日は何でか分からないけどいつもより熟睡できたわ。」
母親「いつも全然寝れないのに」
俺「そっか。でも何事も無さそうで良かった。」
俺はそれを聞いて安心した。
無事だったん
【神の使いの子。】12話:決着「創作大賞2024提出用」
──俺はこの日、長年俺達家族を苦しめてきた悪霊と決着をつけることを決心した。
俺「除霊師さん、出来れば今日中にお祓いまで行ってもらえると助かるのですが…可能でしょうか?」
除霊師「かしこまりました。その予定でいきましょう。」
俺は除霊師さんに今日中に除霊まで行えるか確認し、了承を得た。
そして数分後、除霊師さんから霊視鑑定の返事が返ってきた。
除霊師「今霊視していますが、これ普通祓えない
【神の使いの子。】11話:恐怖「創作大賞2024提出用」
ー2024年4月1日ー
麗奈さんから早急のお祓いを薦められ
俺は除霊師さんにお祓いの依頼すべく準備を進めていた。
麗奈「もしその除霊師さんにお祓いの依頼をするなら」
麗奈「私もボイスチャットで同席したいから、出来れば今週の水曜か金曜でお願いしてくれると助かる。」
俺はそれを了承した。
そして俺は、その日に除霊師さんに依頼の連絡をする事にした。
ー2024年4月1日ー 22時頃
この日
【神の使いの子。】10話:拒否「創作大賞2024提出用」
──過去の真実を知ってから二日後──
ー2024年3月31日ー
3月の後半、月末になった。
4月中旬まではあと二週間程。
俺は幼い頃、アパートに住んでいた時に感じていた”髪の長い女性の気配”の事を思い出し、麗奈さんに聞いてみることにした。
麗奈さんの霊視では、実際にその女性の霊は
”間違いなくそのアパートにいた”という。
だが、母親に憑いているお婆さんの力が強くなり過
【神の使いの子。】9話:真実「創作大賞2024提出用」
麗奈「金縛りにあってる時”知らないお婆ちゃん”見なかった?」
...は?
俺は衝撃を受けた。
この人は一体何者なんだ…
俺「はい...見ました...」
麗奈さんの”知らないお婆ちゃん”という言葉。
曾祖母だと思っていたお婆さんは別人だったという事か…?
確かに、俺は曾祖母の写真を見たことがあるが
俺が見たお婆さんとは全く見た目が一致しなかった...
だが幼い頃の俺は、無理や
【神の使いの子。】8話:霊感「創作大賞2024提出用」
ー2024年3月ー
────数日後────
それからしばらく時が流れる。
俺は麗奈さんや、先日参加した霊能コミュニティの人達と交流が増えていった。
俺は今年に入ってから
何故か霊能者との出会いが多い。
今までは全くそうゆう人達と関わりは無かったのに。
しかもこの一ヶ月でかなりの人数の霊能者の知り合いが増えた。
その中でも俺の問いに快く答えてくれて、最も関わりが多かったのが麗奈さんだ。
麗
【神の使いの子。】7話:共同生活「創作大賞2024提出用」
ー2024年3月ー
───”神の使いの子”なっちゃんとの共同生活がはじまった───
「なっちゃん仕事行ってきます」
「なっちゃんただいま〜。疲れたよ」
「なっちゃん、ご飯だよ〜。一緒に食べよう」
なっちゃんとの共同生活がはじまってから
約一週間。
俺はなっちゃんに対してこんな言葉をかけるようになっていた。
俺には姿は見えないし声も聞こえないが
家のどこかで見守っていてくれているの
【神の使いの子。】6話:神の使いの子「創作大賞2024提出用」
ー2024年3月ー
───朱天神社参拝から数日後
俺は、前回朱天神社に参拝しに行ったことを
麗奈さんに話してみることにした。
俺「麗奈さん!俺最近”朱天神社”って神社に参拝してきたんですよ〜」
俺「これがまた綺麗な所で...」
麗奈「そうなんだ」
俺「こんな感じの所なんですけど」
俺は麗奈さんに、自身が撮ってきた朱天神社の写真の何枚かを見せた。
俺「なんか俺、ここの神社で参拝
【神の使いの子。】5話:参拝「創作大賞2024提出用」
ー2024年2月後半ー
既婚者の友人の生霊の件と、Aさん宅の除霊の件があってから
幽霊という存在に確信を得た俺は
以前からずっと行きたいと思っていた神社の事を思い出す。
”朱天神社”のことだ。
ここの神社では、年に5〜6回だけまわってくる天赦日(てんしゃにち)限定で開催されるイベントがあった。
俺は単純に、来月開催されるそのイベントの日に行きたかったのもあった。
俺の職場はシフ
【神の使いの子。】4話:元凶「創作大賞2024提出用」
ー2024年2月中盤ー
霊能コミュニティに入ってから一週間程が過ぎたある日。
俺は”麗奈さんの凄さ”を改めて知ることになる。
俺は付き合いの長い友人、Aさんに
ここ最近にあった出来事と麗奈さんの事に関して話してみることにした。
Aさん「え?それマジ?」
Aさん「それがもし本当なら、その”麗奈さん”って人やばくない??」
Aさんは
日本を出て海外に移住し
【神の使いの子。】3話:確信「創作大賞2024提出用」
麗奈さんとの会話は続く。
俺「え…何でこんな少ししか会話してないのに、そこまで分かるんですか?」
麗奈「ん〜。分かりやすく説明すると
他人の話を聞いていると
私にその人の記憶とか周りの人の感情とか一緒に入ってくるイメージかなぁ?」
麗奈「.........」
麗奈「....あと神城さんの家にその人(既婚者の友人)の生霊がいるね。」
生霊とは、生きている人からの強い念
つまり魂の一部が体か
【神の使いの子。】2話:霊能者「創作大賞2024提出用」
ー2024年2月ー
ーある占い師と出会うー
──時刻は午後14時頃。
先月に予約をいれた
霊能者を名乗る、とある”占い師”に鑑定してもらう日を迎えた。
俺はこうゆう所で霊視、占い等の鑑定をしてもらうのは初めてだった。
場所は駅付近の雑居ビル。
階段を登り、待合室へと辿り着く。
そして俺は、占い師と対面した。
その占い師は若くて綺麗な女性だった。
髪型は明るい茶色のロングヘアで
【神の使いの子。】1話:青年期〜社会人「創作大賞2024提出用」
───それから時は流れ
中学になり、俺と母親は
アパートから一軒家に引っ越すことになる。
この頃には幼少期に体験していた不思議な出来事は無くなっていた。
そして俺は既に父親と母親が離婚していた事は知っていた。
「あんたのお父さんはね、一緒に暮らし始めてから本性を現したのよ」
そんな事を何度も母親から聞かされた。
離婚後、父親は母親に養育費を渡していなかった事が原因で
離婚後更に二人は揉め