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わが家の絵本キロク③〜お姉ちゃんになる娘へ

うちの娘は2歳になる直前に、お姉ちゃんになりました。

おかっぱ頭が昭和っぽく、マイペースな娘ちゃんでした。
特に1、2歳の頃の娘は、言葉はゆっくりだったので、口を尖らせて一生懸命に宇宙語で何かお話している姿が、たまらなく可愛くて。

そんな娘は、お姉ちゃんになることがわかっているのかわかっていないのか、
あんまりお腹の赤ちゃんのことは、気にしていない様子でした。

弟が生まれて病院に見に来た時も、
何だこの生き物は!
という感じで遠目に見ていただけでした。

今思えば、心配していた赤ちゃん返りもなかったなあ。
発達がゆっくりだったので、その辺りの理解もゆっくりだったのかな?

今回は、そんなお姉ちゃんになる娘のために、よく読んでいた絵本をご紹介します。

①お姉ちゃんの気持ちに涙「ちょっとだけ」

福音館さんのホームページより

この絵本は、お姉ちゃんがとても健気で泣けてきます。

主人公のなっちゃんは、赤ちゃんが生まれて、お母さんが赤ちゃんのお世話で忙しいのをわかっているので、甘えたい気持ちを我慢して、いつもお母さんに手伝ってもらっていることを、頑張って1人でやろうとします。

でも眠たい時はどうしても我慢できなくて、
お母さんに、
「ママちょっとだけだっこして」
ってお願いするんですよね。

「ちょっとだけでいいから」って。

でもママは、
「いっぱいだっこしたいんですけど、いいですか?」
と言って、たくさんたくさんだっこするんです。

泣けるー😭


どんな子供にも伝えたいですよね。

いつだって、遠慮なく、甘えていいんだよって。


うちの娘は小6で、もう体も大きくて、
何でもできるようになって、
甘える時期は過ぎたかのように見えますが、
それでもやっぱり、まだまだ子供なので、
時には、泣くこともあります。

そんな時は、
もう小6だから泣くなとか、
お姉ちゃんなんだから泣くな
とは、思いません。

泣きたい時は泣いたらいい!

我慢ばかりしなくていいんだよと、
今でも甘えさせます。

今はまだ、娘や息子がもういいと言うまで、
甘えさせてやるのがいいのかなと思っています。

もちろん、甘やかしにはならないように。


②やっぱりきょうだいって大切「ノンタンいもうといいな」

偕成社さんのホームページより

私が小さい時からあるノンタンシリーズです。
ノンタンは1976年デビューらしい。

この絵本は、買ってないのにいつの間にかわが家にありました。
たぶん姉の家にあったものを、もらったのでしょう。

ノンタンにはタータンという妹がいます。

  いいな いいな いもうといいな

そんなリズミカルな文章が読みやすい。
ちょっと歌ってしまうようなリズム🎵

2人はとても仲良しなんだけど、
ノンタンはいつもくっついてくるタータンが邪魔になって、あっちへ行け!ってのけものにしちゃう。

そして、いなくなってしまったタータンを
ノンタンは一生懸命探してます。

タータンが見つかって、また一緒に遊べて、
ノンタンはやっぱり嬉しい。


きょうだいって、大切だけど、
近すぎてやっぱりウザい時もあって。
それでもいないとやっぱり寂しくて。

一緒にいるのが当たり前のきょうだい。
これからも仲良くしてくれるといいけど。





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