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(野菜の栽培記録)2022年〜トマト・オクラ編〜

オクラ栽培

2022年の確か6月に入ってからだったか、オクラの苗を1つ購入してプランターへ定植。
元気良くグングンと大きく成長した、という感じではなく、よく虫に葉を食されながらもどうにか成長をしていった。
7月中旬には早くも?いや、やっとかな?実を成らせ、初収穫したオクラを薄く輪切りにし納豆と和えて食した。
まさか自分で栽培したオクラを食す日が来るとは、と少しだけ思った。

後ろに見えるのは、猫様の寝床になったプランター栽培のじゃがいも

結構大きなオクラが1つ。
これは、店先に並んでいるくらい立派なオクラになった。そして、もう1つ2つと小さな実を付けている。
大きなオクラはその都度収穫をし、夕飯で食べた。
とても順調そうな感じで書いているが、実は全くそうではなかった。

葉を見ていただけば分かる様に、虫喰いが酷い。
本来であれば、もっと葉が大きくもっと数もあっていいと思うのだが、この実に対してこの葉。いくら大きなオクラを収穫しても、残りの小さな2つの実に栄養はなかなか渡らない。
同じように大きくなる迄にだいぶ日数を要したし、その前に害虫被害に遭う事も度々起きた。
結局、次から次にオクラが順調に育つこととはならず、この夏食せたオクラも片手程度の数となった。

見ての通り葉のみならず茎も細く、追肥はしたもののそれ以外で手を掛ける事をしなかったので、大きく元気に成長する事はなかった。
害虫駆除や防除等をしていれば、また違った結果になったのかもしれない。
後は、プランター栽培が自分には向いていないんだろうと改めて実感した結果となった。

トマト栽培

昨年(2021)に続き、やはりトマトは欠かせないなと思い栽培をする事にした。
この年(2022)は、畑は全面シシトウ栽培をしていたのでトマト用の場所がなかった為、家庭菜園場で栽培する事にした。
昨年終盤にトマトとパプリカを栽培した場所に、7月頃だったか?購入したトマト苗を定植。
トマトは脇芽からすぐに苗を製造することが可能なので、たった1つ苗を購入するだけでも充分なのだ。

7月末:脇芽から製造された苗(いや、こんな要らんて)))

苗を沢山製造したものの、はっきり言って定植する場所なんてない。
菜園場に追加定植できても、せいぜい2苗が限度。
考えなしに製造した、というよりは、簡単に苗が増やせる事が面白いというか自分に苗が作れるというのが何だか嬉しくて余計に作った感じ。
でも、結局菜園場に定植できなかった苗は、しばらくしてダメにしてしまった。

そして、当の最初に定植したトマト苗はというと、順調といえば順調な様に見えた。
葉も青々茂り茎も太く元気にグングン成長していた、が、肝心の実の成りが非常に悪かった。
この時は原因に気が付かず、シシトウ栽培に重きを置いていたのもあり、気が向いた時のみトマトの様子を伺う様な状態で放置気味。
後々調べた所、どうやら日当たりも然程よくない場所だったのと、1番の原因は肥料過多だった様子。

トマトは肥料過多になると、葉や茎ばかりが大きく茂り実付きが悪くなるのだという。特に“窒素過多”には気を付けなければいけないらしい。
葉や茎が大きく成長すれば良いという訳でもないんだな、と改めて栽培の難しさを知った。
栽培する場所、土の状態、使う肥料や日当たりの良し悪し等々、、、基本は大切だが、それが全てに当てはまる訳ではないという事。
自分の自分による自分が育てる作物の状態によって、色々と工夫が必要な様だ。

まだまだ理解できていない事が山程ある。
少しずつ、少しずつ、経験しながら学んでいこう。

そして、その後のトマト。
秋に大型と超大型台風の到来で薙ぎ倒され、もうダメだと思い放置。
とりあえず倒れた支柱等を外し、余裕ができたら片付けようと思っていたまま11月も過ぎた頃。
気が付いたら地生え状態のまま、復活していた。
軽く雨風避けを設置し、更にそのまま12月まで放置。

12月中旬の様子
もう随分前から実は沢山成っていた
大玉トマトではあるが、成った実は中玉程

結局の所、こんな雨風凌ぎでは役に立つはずもなく、実は熟れないまま。
もちろん12月の寒さもありこれ以上の状態に期待も出来ないので、更に寒さが増す前にとりあえず実を収穫。

そして、この時期に熟れるかどうかは分からないが、室内の暖かい場所へ置いておく事にした。

赤く色付かないかな…と期待しつつ時折様子見

夏場は、少々青みがかったトマトでも常温放置で2〜3日もすれば赤く熟してくれるので、冬場でも暖かい場所に放置で赤みが増すと思っていた。
けど、暖かい場所に置くのはいいが、早く追熟させるためにはどうやらビニール袋に入れておいた方が良かった様だ。
実から出る“エチレンガス”でお互いを作用させ、徐々に赤みを増していくという。

他にも、新聞紙やキッチンペーパーに包みヘタを下にしておく方法や、エチレンガスを沢山放出するりんごと一緒に袋に入れ、追熟を早める事ができるとか。

と、そんな事を知らず年明けを過ぎ、2月近くまでそのまま放置したトマト。
結局、薄ら色付いたトマトもあったものの、殆どが赤みを帯びる事もなく実も硬いまま終了。
中には少々腐り始めたものもあったが、寒さのせいか他はあまり変化のないままだった。
薄ら色付いたトマトを切ってみると、中身は緑で実もやはり硬いまま。一応、炒め物に入れて食したが、美味しいとは言えない青臭い状態だった。

1年目に栽培したトマトが1番出来が良かった。
まあ、畑の土の状態も合っていたんだろうし、今回の菜園場の土はとてもじゃないけど良いとは言い難い状態だったのも事実。
そのせいもあり、元肥も多めでその後の追肥も過剰になってしまったのかもしれない。

赤々とした大きな艶トマトに出会えるのは、いつになるだろうか。。。
また、挑戦してみたいと思うのでした。


では。

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