記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

名探偵コナン 世紀末の魔術師 を観て


私は古いコナン映画を観るのが好きです。
1作目の時計じかけの摩天楼から、7作目の迷宮の十字路まで。とにかく面白い。
まずは3作目の、世紀末の魔術師の感想を書いていきます。

[感想]
今作のポイントは、
・灰原哀ちゃん劇場版で初登場
・コナンの正体が蘭にバレそうになる
・ロシアのイースターエッグを巡る騒動
です。

・灰原哀ちゃん劇場版で初登場
哀ちゃんが今作で初登場となります。ミステリアスながらも可愛らしいです。コナンに忠告や重要なヒントを与えるシーンがあり、存在感があります。
毛利小五郎に「ついて来なさいって言ってんのよ!!!」と怒鳴るシーンに思わず笑ってしまいました。

・コナンの正体が蘭にバレそうになる
コナンのうっかりミスに蘭が気付き、工藤新一とコナンが同一人物でないか?を疑い始めます。
映画の終盤で泣きながらコナンにそのことを問う蘭。その窮地を救ったのは…?
ここはバックの音楽と相まって、名シーンだと思います。

・ロシアのイースターエッグを巡る騒動
ロシアのイースターエッグを巡り、東京、大阪、大阪〜東京間の海の上(船の中)、横須賀に建てられたドイツ風のお城と、ミステリーのシーンが様々なのも飽きさせません。
大阪編では、平次と和葉が登場して賑やかです。
船の中ではコナンが殺人事件の冤罪を解決しますが、真犯人は見つけられません。ハラハラします。
横須賀のお城で、コナンがイースターエッグの謎を解くんですが、とてもロマンチックなシーンになっています。

まとめると、歴史ロマンのある映画だと思います。
ロシアの最後の皇帝、ニコライ2世の三女マリアは、映画が公開された当初、遺体が発見されていませんでした。マリアの行末について映画独自の解釈がなされていましたが、ここも重要ポイントだと思います。
映画のエンドロールでは、東京の夜景の映像に合わせて、B'zの「ONE」が流れます。ここでいつもなぜか感動してしまう…映画には外せない大事なシーンです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?