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Z世代×はたらく

こんにちは。bridgeインターンのくるみです。

今回のインターン日記では、「Z世代×〇〇」をテーマにお届けしようと思います!
なぜZ世代×〇〇なのかというと、bridgeの朝の定例会議でネタを募集したところ、こんな企画やってほしい!という声をいただいたきました。
そこでこの企画ではbridge学生インターンである私としんちゃんが、普段なかなか意見を交わすことが少ないZ世代とされる大学生とbridgeメンバーや企業のマネージャー層の方々の架け橋(bridge)になるべく、Z世代の目線から様々なコンテンツを発信する企画です!

今回はそんな企画の第一弾として「Z世代×はたらく」について、それぞれの世代の「はたらく」に関する価値観をひも解いていきます。今回は初回なので、アンケートの結果と分析という導入のような内容になっています!


▽世代に対する自己認識
▽「好きなことを仕事にする」とは

「はたらく」の価値観を探るために学生~40代後半のbridgeメンバー13人にアンケートを実施しました。

まず世代に分けるにあたって気になったのは、それぞれが自分の世代をどのように自認しているかです。というのも私自身、世代に対する自認があまりないからなのです。
いわゆるZ世代に当てはまる年齢ではあるので、Z世代について調べてみると

デジタルネイティブ
ネットリテラシーが高い
ダイバーシティとインクルージョンを重視
新しいテクノロジーへの関心が高い

ということが分かった。なるほど確かに、意識していなかったが自分も当てはまっているな。

そこで様々なバックグラウンドを持つbridgeメンバーに「あなたは何世代ですか?」という質問をしてみました。
この質問に対して40代以上の世代は「就職氷河期世代」と回答しているのが印象的だった。バブルが崩壊しその影響をもろに受けた世代。キーワードは「仕事」「稼ぐ」だと回答を見ていて分かった。

一方で、20代後半~30代後半世代は「ゆとり世代」と回答しているのが印象的だった。しかし、アンケートを見ているとこの世代は自分はいかにゆとらないかを考えて行動していることが分かった。ゆとり世代というレッテルを貼られてた「ゆとり反逆世代」なのかもしれない。
この世代の方々が学生時代はまっていたものは「mixi」だそう(4件もの回答があった)。あと、プレーステーション。コミュニケーションツールやゲームに熱中していた年代。このあたりからデジタルの要素が強くなってきている。キーワードは「反逆ゆとり」「デジタル初期」だろうか。

そして私たちZ世代。Z世代からは「流れに身を任せる」「自由」「どこか焦りを感じる」という回答があった。自分達の世代をそのように捉えているのはおもしろい。自由には「何かしなければいけない」という焦りを伴うこともあるし、自由だからこそ流れに身を任せてなんとなく進んでいる時もある。


さあ、そんな学生~40代の世代のbridgeメンバーの皆さんに「就職活動時に仕事に求めていたこと」を聞いてみました。その結果がこちら!!!!

好きな業務内容か―6票(内訳:40代、30代、20代、学生)
社風―3票(30代、学生)
特に何も考えていなかった―2票(30代)
圧倒的な成長環境―1票(40代)
福利厚生―1票(40代)
(計13名)

世代に関係なく、業務内容が自分の好きなものかどうかというかを重視している人が多い。「自分の好きなこと」を仕事にするという価値観は世代に関係なく根付いているようだ。
しかし、ここで一つ気になることが…。
それはZ世代に対するイメージとして「自分の好きなことを積極的に行う世代」という回答が各世代から多く集まっていたことです。
就職活動時、好きなことを仕事にしたいと考えている人は各世代にいるのに、今の世代はより自由に好きなことを選んでいるように見えるらしい。先輩方からはZ世代=自由な世代と捉えられているようです。
この「仕事」と「好きなこと」について少し深堀りしてみたい。
30後半~40代後半の方々が就職する時は、今より職業選択の際に与えられる情報も少なく選択肢が限られ、ある程度の型があったのかもしれない。そしてその型の中から「好きそうなもの」を選んで「仕事にしたい」と考えていたのではないか。
しかし、今の世代はデジタルの力を使って様々な情報に触れられるので選択肢が多い。その中から自分の感覚と近いものを好きなこととして選ぶため、自然と上の世代に比べてより細かく深い情報の中から選択ができる。また、好きなことを知りに行く手段もインターネットの発達で多様化している。同じように、好きなことを発信する手段もたくさんある。
それが作用して上の世代にも、「Z世代は自分の好きなことを知っている」「発信している」「職業も自由に選択できる」と認識されているのかもしれません。

それゆえに上の世代の方々も新入社員を迎える時は
「彼らは、さぞうちの業務内容に魅力を感じていて、色んな情報を吟味して内の会社を選んだであろう!」と思っているかもしれない。(実際どうなのか、これも意見を聞いてみたいところ…みなさんいかがでしょうか。)

しかし!!!!!その期待にこたえられるZ世代ばかりではない…
選択肢が多すぎてどれがいいのかわからないことも多いし、就職活動までの期間で好きなことが見つけられる人ばかりではない。
Z世代にとって「好きなことを仕事にする」とは少々荷が重いのかもしれない。どうかそこのところも考慮してZ世代のことを見てあげてほしい(笑)

はたらくことに関する価値観は各世代大きな違いはなかった、「好きなことを仕事にする」ということを取り巻く状況は変化している。それは、良い場面もあるが時に各世代の認識にギャップを生んでしまうこともあるのかもしれないなとアンケートを見て考えました。

それぞれの世代が思う「好きなことを仕事にする」について次回以降も少し掘り下げてみたい。少し長くなってしまったので今回はここまでにします。次回の投稿もお楽しみに。

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