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ノンバイナリーデイ

みなさん、こんにちは!

かなり久しぶりの投稿となってしまいました。。。

正直にいうと、コロナでロックダウンになってから精神的に苦しい状況が続いてしまいました。でも、こんなにブログを書ける時間はないと思うので、これからは頻繁に書いていこうと思います。

さて、7月14日はノンバイナリーデイした。
Happy Non-Binary Day! 

今回は、自分のアイデンティティでもある
ジェンダーノンバイナリー (gender non-binary)
の紹介をしたいと思います。

ジェンダーノンバイナリーとは?

簡単にいうと、
女の子でも男の子でもなく、同時に両方のジェンダーとアイデンティファイする事。

もっと簡潔いうと、
男女どちらかに縛られるのではなく、自分らしくいるということです。

自分がジェンダーノンバイナリーと気づいたのは一昨年の夏。
小さい頃お父さんの服を内緒で着て、鏡で大人ごっこをしてました。
それをずっと何も考えずに普通にみんながする事だと思って過ごしていたのですが、

ある時、

「ん?これは普通じゃないかも。。。」

と感じはじめ、そこから
・どうしてお父さんの服を着てみたかったのか、
・自分は女と認識して自分に合ってるのか、
・自分は一体何者なのか、
という自分探しの旅が始まりました。笑

その当時はロスに住んでいたのですが、
出会った人の中でgender non-binaryの友達に出会って話を聞いたり、
gender therapyというジェンダー専門のセラピストにお世話になったりして
自分はgender non-binaryなんだとわかりました。

それを知った途端、
自分をやっと理解出来た事一人じゃないって知れた事で安心感で一杯になりました。

代名詞

基本的に人に用いられる代名詞は、
女の子の場合「彼女」
男の子の場合「彼」
ですよね?

しかし、ジェンダーノンバイナリーの人の場合、
主にジェンダーと無関係に近い「彼ら (they/ them)」の代名詞を使います。

少し複雑に感じますよね?
私も自分のアイデンテティながら、「彼ら」の代名詞になれるまでかなり時間がかかりました。
家族も友達もみんな時間をかけながらちょっとずつ慣れてくれてます。

妹がおばあちゃんと話をする時
「この前彼らがね____って言ってたんだよ!」と私の話をすると
おばあちゃんが
「彼らって誰の話してるの?」

「だからAmiだよ!代名詞彼らでしょ!」
と今では日常茶飯事の出来事笑

他にも同僚の仲間からは
「この前A君がね、Amiの前で間違えないように練習していい?って聞いてきて30分くらい練習してんだよ」
って、伝えてくれました。

少し時間もかかるし気をつけないと中々慣れにくい部分もありますが、
こうして一生懸命自分のために周りが頑張ってくれてることに愛を感じながら感謝しています。

もちろん他にもたくさんジェンダーニュートラル(ジェンダーに関係しない)代名詞は沢山あります。例えば
ze/hir/hir/hirs/hirself
e/em/eir/eirs/emself
xe/xir/xir/xirs/xirself
zie/zir/zir/zirs/zirself
などなど

少し周りにとっては複雑かもしれませんが、
その代名詞が自分らしいと思うなら社会に反しても使うべき!

身体的違和感

自分がジェンダーノンバイナリーと気づいたのは2年前ですが、
小さい頃から女の子として生まれた体に違和感をずっと持ってました。

詳しく言うと、胸を自分の体の一部だと感じていません。
正直にいうと近いうちにtop sergeryという胸を取り除く手術を行いたいと思っています。
体つきも女性らしいのが嫌なので、週に3回筋トレ。

でも、女性らしい部分が全部嫌な訳ではありません。
普段男性の服しか着ませんが、性格は周りからとってもfeminine (女性らしい)と言われます。でも趣味はほとんど男性らしいと思われる事をします。

男性・女性本当の違いは何でしょう?

自分が誰であれ、どうアイデンティファイしようと、
人間ということには代わりません

私は日本に住んでいた頃は「女子力」という言葉が大っ嫌いでした。

女子力がないと男性から嫌われる、女子力がないと仕事につけない。
8年前は社会が求める素敵な人間像に近付こうと頑張ってました。
しかし、今は自分らしさをもつ素晴らしさ、自分を愛する大切さをアメリカに来ることで学ぶことができました。

同じ思いをしてる人がいたら、自分らしくいていいんだよって伝えられたら嬉しいです。

言葉でいう事は簡単だけど、実際に行動にする事は難しいですよね。

私も日本で自分らしく生き始めたのは本当の最近。日本にいる機会も少ないので多分合計で行ったら2ヶ月しかないと思います。でも少しずつ少しずつ日本でも自分らしく生きれるように頑張ってます。

一緒に自分らしく生きましょう!

では、少しブログサボってしまいましたが、
これからもよろしくお願いします。

Be Kind to Each Other, 

Aloha 

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