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【 よもぎ : 気血の巡りを整え、皮膚病を治す 】

よもぎ…というと、『雑草』というイメージが強いかもしれませんが…
よもぎは漢方薬にもなっているくらい、非常に薬効のある植物です。
私が毎日治療で使用しているお灸も、よもぎからできているもの。
よもぎ餅などで、食用としても使われるよもぎですが、その効果はいかに?

本日は、よもぎについて、お話ししていきましょう。

よもぎは、『艾葉(がいよう)』という名で漢方薬としても用いられています。
温性で気を昇らせる効果降ろす効果もあるため、気血の巡りが悪い『気滞鬱血』タイプの人に効果的。
気滞鬱血タイプとは、くよくよしやすかったり、冷え性、生理痛などの症状があるのが特徴の体質。
イライラタイプ肝陽亢進タイプの人は、もともと気が昇りやすい体質ですので、よもぎは向きません
また、体に熱が溜まっている陰虚タイプの人も、よもぎは温性のために体質にはあまりあわないでしょう。

よもぎは、皮膚病に非常に効果的。
よもぎのエッセンスには、抗炎症作用、アレルギー反応を抑制する作用のある成分が含まれているのですが、昔の古典からも『皮膚の湿疹を収め、痒みを止める』作用があるとして、親しまれてきました。
これは、よもぎに含まれるクロロフィルタンニンに由来しているのでしょう。

また、よもぎは五味では『苦』に属し、苦味は五臓ではに属します。
コリン、アセチルコリンはよもぎに含まれる苦味成分で、現代の研究からも『心臓の機能を正常化し、酸化防止に効果あり』とされています。
何度も言うようですが、なぜ故人は研究もできない時代から、これを知っていたのでしょう?

よもぎを生活に取り入れるならば…
皮膚疾患などは、よもぎを入浴剤としてお風呂に入れる方法や、濃く煮出して直接湿疹部分に塗布する方法などがあります。
(【PR】当店には、よもぎ成分を抽出した美容液や、各種化粧品がございます!)
イボにも効果があるようで、よもぎでイボをこすると3〜10日程度で脱落するそう…(これは実証してみます!)
それから、胃が冷えて痛んだり、生理痛がある人は、よもぎを煎じて飲んだり、食用として食べるのがよいでしょう。
市販でよもぎ茶もありますので、お茶として生活に取り入れるのも良い方法ですね。


田舎育ちの私は、子供の頃、よもぎなんてその辺にたくさん生えていた記憶があるのですが、東京に来てからはあまり見かけなくなった気がします…
こんなにも薬効があるのであれば、家で育てて増やしたくなってしまう…笑
とりあえず、当店にはよもぎの化粧品がありますから、ご興味ある方は是非お問い合わせくださいませ…!【PR】(シメが宣伝になっちゃいまして、すいません。。)

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