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【 たまねぎ : 肌のシミに◎ 】 .

年中、安定してスーパーに並ぶ、玉ねぎ。
生でも炒めても、煮ても美味しい玉ねぎ…私は大好きです!
今日は、玉ねぎの薬効について、ご紹介しましょう。


たまねぎは温性に属す野菜です。
ピリ辛で体を温める作用と、気を昇らせる作用があります。
胃腸を温め、気の巡りを改善し、消化を促します
また利水作用もあり、むくみを解消する効果も。


たまねぎの辛味は、アリシンという成分に由来します。
アリシンは、ビタミンB1の吸収を高めて、新陳代謝を促進させます。
また、胃の消化を助け、食欲を増進させる効果も。
発汗効果もあり、美容では毛穴の老廃物を吹き出させ、肌の新陳代謝を高めるというはたらきもあります。
シミにも効果的で、常食すると美容によいでしょう。

ただし、このアリシンは生のたまねぎに多く含まれる栄養素です。
加熱すると、アホエンという別の成分に変わってしまいます。
イタリアンなどでは飴色たまねぎが基本で、私も大好きなのですが、たくさん炒めてしまうと上記の効果は半減してしまいます。
美容のためであれば、生のまま、さっと水を通すくらいにして食べるとよいでしょう。

その他、血栓溶解作用、コレステロール値、血圧、血糖値などの降下作用があります。
これらの効果は、加熱後でも残ります。
飴色たまねぎ、美味しいのですが、東洋医学的な効果を期待するのであれば、生の方が良さそうですね。


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