4歳娘、現地の小学校に入学
この9月から4歳の娘がプライマリースクール(小学校)に入学した。
日本だと小学0学年にあたるレセプション。
入学したといってもイギリスでは入学式とか入園式とかそんなたぐいのものはないから、ぬるっと新しい学校での生活はスタートした。
娘はアップルクラス。4.5歳の子たちが30人×3クラスに分かれ集団生活をはじめる。ちなみに他のクラスはオレンジとチェリー組。
きちんと制服もある。制服はオンラインでも買えるけど、イギリスではどこのスーパーにも売ってて手頃な値段で買える。このへん、日本とは少し違うよなあ。
その他公立校であればすべて無料。最初の1週間はお弁当持参だけどその後は給食もスナックもでる。
ナーサリー(保育園)は高額だけど、レセプションからは家計にやさしいイギリスの教育制度。
(もちろん私立を選ぶなら話はちがいますが)
※
娘は緊張しながらも楽しそうに通っているように見えた。
「今日どうだった?」と聞くと、「ちゃんと座ったから、先生からスティッカー(シール)もらったよ!」と自慢げに見せてくれたし、新しい友達の名前もでてきた。
モーリーという名前の子がいたらしく、「筋肉モーリモリー」とかいってひとりでくすくす笑っていた。(モーリーに失礼)
お弁当も空になって返ってくるし、上の学年には知っている日本人の友達もいるので安心して通っているんだろうなーと思っていた。
しかし、ここ数日夜泣きがひどい。
夜泣きというは夜暴れ?寝言、とにかく一度は夜中に目を覚まし、「ヤアダ〜」「ママー」と泣き出す。ついでに蹴りも凄い。
あまりに激しくて痛いから私も寝ぼけ眼だしイラッとしてしまう。その泣き叫ぶ声でせっかく寝ている次女も起きてしまう。
夫を起こして、次女の対応を頼む。
寝言の中にはこんなのがある。
「coloring(ぬりえ)したい」「ネックレスつけたい」など(ネックレス?笑)。
そうか彼女は、新しい環境の中で頑張っているんだなと気づいた。
第一言語が英語じゃない彼女にとったらすべてを感覚的に理解できないだろうし、これまで幼稚園では年下も多く、きっとノンバーバルでも楽しく遊べたのだろう。
レセプションに入学してはじめて多くの同年代の子と過ごし、言葉中心のやりとりが増えたり、きっと自己紹介なんてのもしているはずだ。
ぬりえがしたいっていうのはきっと時間わりのなかで過ごしているからかもしれないし、ネックレスは制服生活への戸惑いなのだろうか。
寝言だし本心はわからないけど、たぶん彼女なりの、集団生活へのストレスや新しい環境での出来事が夜泣きに繋がっているんだろうな。
だから、私は蹴られても抱きしめる。我が子の頑張りを私だけは心から認めてあげたい。(蹴りが激しすぎたら離れている)
小さな4歳が異国で大きな挑戦に挑んでる。それは本当に本当にすごいこと。
そして一番すごいのはあっという間に順応していく吸収力。夜泣きもきっと、直におさまるだろう。
私は見守る支えるしかできないけど、いつも応援しているからね。一緒に乗り越えていこうね。
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