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ヴォイトレの論点

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ここには、福島英が、最近のQに対して、自分の考えを述べています。1つの問いから本質的に深めて説いていますので、一般向きでない回答もあります。福島の持論もあります。わからないときは…
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#音楽

ヴォイトレの論点 目次

本文の題と一部変更あります。特論は、特別論点の表記です。 98.声のつかみ方Ⅰ 97.ヴォイス…

論93.日本人の声と音楽教育(12244字)

〇歌と芸能・芸術   声と歌の間で問題となるのは、歌を芸術として捉えたときだと思います。 …

論88.役者や声優の歌唱指導(11000字)

〇役者、声優と歌 役者や声優がいらしたときには、声のトレーニングのなかに、できるだけ歌を…

論85.声で自由な表現をめざすために~ラップ、即興、アレンジ、フェイクのためのトレ…

〇日本語ラップの可能性   1980年代は、日本語ラップが始められてきましたが、ヒップホップの…

論83.シティポップの世界的流行とこれからの歌~歌と歌い手の行方。2023版(8833字)

以前、私は、拙書の「読むだけで、、」で、今後の歌手と歌の行方について述べたことがあります…

特論81.大きな声からのヴォイストレーニング(7807字)

◯声の理想と現実   声の理想から考えてみましょう。 声の音色が、まろやかで、質があり太く…

論74.中低域と力量について

〇日本と世界のポップスの差異   今井了介氏は、ポップスにおける洋楽と邦楽の音楽的な違いについて、次のように述べています。 「(外国人のように)圧倒的な歌唱力がベースにあるとして、そうすると、コードやテンポ・チェンジ、転調などアレンジでデコレーションしなくても深い表現が歌で可能になるわけだ。 逆にいえば(日本人の)歌唱力を補うために、サビに極端なハイトーンを要求したり、楽器がいくつも増えて壁のようなアレンジになったり…そういったサウンド・プロデュースにおける仕掛けが必要になっ

論73.ヴォイトレ信用してない発言~関ジャム6/25山下達郎特集

「声のケアやヴォイストレーニングをしますか」という、さかいゆうさんからの質問に対し、山下…