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「地球の家」自然素材で作るエネルギー循環型の家(仮)プロジェクト


私たちの紹介

こんにちは。Breathing art.です。自然素材で、エネルギー循環型の家を作るため、クラウドファウンディングの準備をしています。

私たちは2016年新潟県五泉市の里山に移住しました。家と小屋付きの300坪の土地を購入し、自然素材を使ったセルフリノベーションでIntegral Yoga +Art Laboというインテグラルヨガとアートのセンターを運営しています。

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私、Lataは2009年から2014年まで世界中をまわり、ダンスやヨガの探求とパフォーマンスなどの活動をすることで暮らしてきました。今は日本で畑仕事やセルフビルドの活動をしながら、ヨガ哲学やダンスのワークをシェアしたり、時々、作品制作をしたりして暮らしています。

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パートナーの雅人君は独学で家作りやリノベーションを学び、2018年に徳島の美馬で行われたアースシッププロジェクトに通訳兼、建築スタッフとして参加したことで、エネルギー循環型の家について深く学び関わることができました。それから「北国に適した形でエネルギー循環型の家を作りたい」と思うようになり、それからずっと二人でこのプロジェクトを温めてきました。

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インテグラルヨガ+アートラボ by Breathing art.

アースシッププロジェクトで学んだことを生かして、リサイクル素材で雨水利用のサンルームを作り、築40年の昭和の家をセルフリノベーションしました。

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さらに床材には国産のスギ材を使い、断熱材として籾殻薫炭を利用したボードを入れています。その過程を通して、既存の住宅で使われている建材がいかに環境負荷が高いかを知っていきました。断熱や蓄熱のこと、断熱材の素材、壁の素材など勉強すればするほど、本来の家作りが地域の暮らしと密着したものであるということが見えてきました。カフェやスタジオの制作、家のリノベーションから、古屋のリノベーション、軽トラモバイルハウスの制作、私たちのセルフリノベーションは徐々に深まっていき、とうとう「環境に良い素材を使って、地球に優しい家を作りたい!」というところに行き着いたのです。

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里山とのつながり

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里山とは、山の周囲の斜面にある畑や雑木林のことで、自然の山に人の手が加えられたことでできた独自の生態系のことを言います。山の恵みをいただきながら、山が呼吸しやすいように人がお手伝いをすることで生まれる「調和」の状態とも言えます。里山は自然への感謝を持った日本人らしい「暮らしの芸術」だと。私はこの村に移り住んでから、その里山とつながった暮らしの美しさに感動を覚えました。

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私たちが暮らすこの村は、小さな山の麓に位置し、皆でその山の草刈りや林道の整備、水路の落ち葉拾いなどの管理をしながら、春は山菜を取り、畑や田んぼを営み、秋は銀杏林や栗林で実を収穫し、四季を通して山とつながって暮らしています。2019年から私たちもこの山で畑を始めました。ミネラル豊富な山の水で育つ山菜や野菜は生命力に溢れ美しいです。来年には田んぼも借りれることになり、たくさんの人の手を借りて、少しずつ暮らしが立ち上がってきています。

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小さな子どもがいる3人家族で、ヨガのセンターの運営のお仕事もしていたりする私たちの育てる野菜の量はたかが知れていますが、お互い様の文化が自然に残っているこの地域では、余った野菜や山菜、手作りの蒟蒻が回ってきたり、そのお礼に何かを渡すと、またそのお礼がどっさり回ってきたりします。この村に移住してから、私たちの暮らしへの感覚や経済感覚、価値観はガラリと変わってきました。まだまだお客さんが来た時などはスーパーで買い物をしないと食料は賄えてはいませんが、「食べ物は自然から与えられるもの」「暮らしに必要なエネルギーはその土地の中で受け取って、そこに還していくからこそ、また受け取っていけるんだ」という循環の感覚の中で生きられるようになったのです。

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そんな暮らしを通した気づきから、「使い終わった後もこの土地に還していけて、エネルギーもこの土地の中で循環する家を作りたい。」「その循環を体感してもらって、循環の感覚を伝えていける家を作りたい」と思うようになったのです。

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里山での古くて新しい暮らしを未来につなげていく

この村には30世帯ほどが暮らしています。年に数回、会議があり、みんなで方針を決め、お金を管理して運営しています。今、現役で畑や山を守ってくれている人のほとんどが高齢の方で、10年後には空き家も増えて山を管理する人がいなくなってしまいます。今もたくさんの空いた畑や田んぼがあります。一度荒れてしまうと元に戻すのがとても難しい里山。せっかく先人が切り開いてくれた山の畑や田んぼ、まだ住める家たち。これらを次世代に繋いでいき、さらには「持続循環型の優しい村」にしていくことで、「地球と繋がって優しく生きる」という価値観を発信する場所にするというのが私たちの目標です。既存の村と寄り添う形で、おじいさんたちおばあさんたちに教えてもらいながら、私たちらしい文化を育てていきたいのです。

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今はまだ私たちは大人が二人、4歳の子供が一人の3人家族。できることはほんの少しです。だけど少しずつ仲間が増えてきています。親子のためのダンス教室「おひさま舞踊団」を運営していて、農作業や表現活動を通して、自然体験や心と身体を育てる活動も始めました。子供だけでなく、お父さんお母さんも、自然に寄り添った暮らしや感覚を持ち帰ってもらえるように非暴力コミュニケーションやインテグラルヨガの教えをベースとして、運営しています。

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また、コロナ禍の中でオンライン化が進み、ヨガ哲学を学び実践することを大切にしたヨガのコースをオンラインで運営することになり、遠く離れた土地からも、私たちの考えに賛同して応援してくれる方々と繋がり、価値観を共有し、深めていくということができ始めています。

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そんな方々に、畑仕事に携わってもらったり、リトリートを通して滞在しながら、ここでの暮らしを体験してもらったりすることで、長い目で見てこの「場」を育てていきたいと思っています。

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さらには「優しい循環をベースにして生きたい」「暮らしについて考えたい」という人たちが集まり、体験し、感覚を持ち帰る場所を作ることで、この価値観を広げて世界をもっともっと優しい場所にしたいと思っています。「優しい循環に携わる仕事」をしている方の「表現の場」ともなっていくし、情報発信の場としても機能していくと思います。この場所が育って行くことで世界の隅々にまで優しさや思いやりが広がっていく、そんな循環する愛を発信する場所にして行こうと思っています。

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この「地球の家」を建てることで、私たちはもっと地球と仲良くなれるはず。みんながそんな家作りや暮らしに移行していくための第一歩として、私たちはこの家作りに向かい合っています。

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私達が肉体を離れていく時までに、子どもたちに残していく地球を少しでも優しい場所にしていけますように。ご縁ある皆様に、このプロジェクトを見守って応援していただけると本当に本当に嬉しいです。

応援したいと思ってくれた方は、Breathing art.公式ラインアカウントに登録してください。

クラウドファインディングにチャレンジするにあたり、5月中にライン登録者数、100名を目標にしています。こちらのアカウントでは自然素材で作るエネルギー循環型の家「地球の家」プロジェクトの進行状況や、Breathing art.からのお知らせについてお知らせさせていただきます。下記アカウントから登録をお願いいたします⭐︎

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