Nikon Z 50撮影記:霞ヶ浦(行方側)編 その2
記事が前後してしまいましたが、霞ヶ浦(行方側)の続編。
というか終章。
タイトル画像のとおり、モノクロ撮影バージョンです。
単純に設定をモノクロにすればモノクロ写真になるのですが、それはモノクロというだけに過ぎないのかと。
他の色が無い世界でどのような表現ができるのか。
んーー、わかりません。
木が潰れてしまいました。
どうも違う気がする調整です。
これはこれで良いのかとも思った結果ですが、改めて見るとイマイチ。
むちっと重く、年季の入ったベンチの朽ち具合を残したつもり。
座面を手ですべすべしたらトゲが刺さるような雰囲気を。
ただモノクロになった写真。
デザインと一緒でシンプルなほど難しい。
ちょこちょこと小さな舟用のドックというか、ちっさいマリーナ(っていったら大袈裟か)が。
係留しているのかどうかもわかりませんが、みんなこんな感じで舟が置いてあります。
ん?置いてあるんだよね。
カエルが乗っていそうな水草。
雰囲気が良かったので撮ってはみたものの扱いに苦慮。
多分これはモノクロだろうがカラーだろうが関係なく、意味のわからないカット。
意味がわからないとわかっただけでも収穫でしょうか。
その1で撮影したものからいくつか選択してモノクロ化しているわけです。
とはいえ、撮る時にこれはモノクロにしたら面白そうかななどと考えていたので、それなりに意識したつもり。
最初からモノクロで撮影した万博記念公園のときとは違うアプローチです。
その昔は賑わっていたのでしょうか。
廃業してしばらく経過しているようです。
湿度が高かったから「ドライ」だけ切り取ってみました。
しかし、モノクロの世界でどれだけ表現できるのだろうか。
これまでにもいくつかモノクロを織り交ぜてはいましたが、どうもうまくいかない。
過去には水栓があったと思われる水飲み場。
コロナ禍で撤去されたのか、それ以前からなのか。
終わった感というか切ない感じが心に響くわけです。
こういうのを発見すると気分が高揚してしまいます。
意外と嫌な奴なので、夢とか希望とか愛とか勇気とかの歌詞がある歌は好みません。
だから写真も暗っぽいのかな。
奥の背の高い構造物は、風の塔といって展望台とトイレ。
しかし、展望台の入口は固く閉ざされていました。
トイレ利用しましたが、やっぱり家のトイレが良いです。
以前は我慢して家まで帰るとかしていましたが、最近は慣れたというか、歳なんで・・・
写真は今回の中では、まぁまぁ良い感じに仕上がっているかと。
個人的にはこういう世界観なのかも知れません。
Lightroomで調整を入れているので、自由自在なのですが、良いと感じた調整がこれに。
他の方のモノクロ写真を見て、あっ良いなって思うのですが、自分から出てくるのはこういうった代物。
もうちょっと右手の湾の部分が回り込んでいたら、浮世絵に出てきそうな感じで良かったかも知れません。
嫌いではない構図。
歩きやすいのか歩きにくいのか謎めいた階段状の石。
いや階段なのだと思います。
モノクロうんぬん以前に向きかな。
右に回り込むか、左に行って真横からとか。
もう遅いけど。
撮る時に気がつけば良かったのに。
おまけ。
公園の看板を記念に。
モノクロ写真は修行が足りませんね。
ただ単にモノクロにしただけの写真からの脱皮はいつになるか。
こう考えると写真撮影は奥が深くて、楽しみがありますね。
人それぞれですけど。
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