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【人間万事塞翁が馬】はどう読む?


おはようございます☀
東京下町・都電沿線で
学習塾を運営している
ブラボー先生®︎です👨🏻‍🏫
本日も行ってみよ〜❗️


▼今日はこんなこと書くよ



人生何があるかなんてわからない






この世に生まれたものはひとつの
例外なく死ぬ運命にあります。




不確かなものがあふれかえる
世の中で変わらない真実です。




生まれた瞬間から、死ぬ運命だけ
持って生きている訳ですね。




・・・何も小難しい事書こうと
思っている訳じゃゴザイマセン。




で。学習塾は、その人生の中でも
もっともキラキラとした少年少女
時代を過ごす場所で、我々講師陣
も彼らが成長していく過程を本当
に目のあたりにさせてもらいます。



羽化、というか、
開花、というか、
変身、というか。



オーラみたいなスピリチュアル
な事は1ミリも分かりませんが、
とにかく身にまとう何かが変化
する瞬間に立ち会う訳ですね。



日本には入学試験などと言う
制度があるのでわかりやすく
その機会が訪れます。



模試の結果を見て一喜一憂
するわけです。



で、そんな悲喜こもごもあった
受験を終えて一段落つきました。



✅あるものは自由塾に残り、変わらず
勉強していくでしょう。


✅またあるものは中学入試や高校入試を
区切りとして卒業していく事でしょう。



年度内に途中退塾の無い自由塾では
この季節に別れがとても多いです。



対して年度内季節に関わらず体験生が
入ってくるのですが、今年は昨年12月
からお問い合わせが殺到しており募集
停止中です。




今日も明日も問い合わせあるのですが
募集停止をわかっててくる熱烈ファン
は受け入れちゃう、ミスター朝令暮改。




なんとかなるでしょう!






なんとかなる、とか
ワタシの座右の銘の
CarpeDiemは、ある
故事がその源泉です。




おさらい
ブラボー先生は座右の銘
Carpe Diem(ラテン語で
今をいきるという意味)、
それでもやるんだよ!と
いう座左の銘を胸に認め
てます(それがどーした)



その故事成語が、

人間万事塞翁が馬

です。

とても有名な故事ですね。



塞翁が馬

むかしむかし。
国境境の砦(塞)に住む占いの
じーさんがいました。じーさんは馬を飼っていたのですが、
ある日、馬が逃げ出しちゃいました。


『あらぁじーさん、災難だなあ』

という村人に、


『まあそんな事もあるわいな。
・・・でも災難でもないなあ』


とじーさん。


村人『?』


いくにちか経ったある日。逃げだした
ハズのじーさんの馬が、隣の国の名馬
を連れて帰ってきました。


『ほへ~こんな事もあるもんだねえ』


という村人に、


『そんな事もあるわいなあ・・・
でも、よろこんでもいられんぞう』


村人『???』
『とおちゃん、この駿馬、ワシに
くんろ!』と、飛び乗るムスコが
勢いあまって馬の背からすべって
転んで足を折ってしまいました。

『ほれ、いわんこっちゃない』

という村人に、

『こんな事もあるわいな・・・
でも悪い事ばかりじゃあないな』

村人『????』

と、そこへ村の若者が駆け込んで
きました!

『占いじーさんたいへんだ!
隣の国が攻めて来たぞい!』
『なんと!』

『動けるものは槍を持て!!』

村人はじーさんと身うごきが
取れないムスコを置いて戦い
に出てゆきました。

『ホレ・・・こんな事もある
もんじゃ』

じーさんはムスコにウインクを
ひとつしましたとさ。



的な。ウインクしたかどーか知らんけど。





塞翁が馬は、要塞に住む翁(じーさん)
で、↑【が】は所有格【の】です。





つまり、占いじーさんの馬って事っす。




で、諸説ありマスが、人間万事塞翁が馬を
ワタシはジンカンバンジサイオウガウマで
覚えました。





ジンカン=人と人の間=世間一般、的な。




この故事成語の出自も『淮南子(えなんじ)』
の「人間(じんかん)訓」ですから、こちら
が正しいとか言う人もいますね。




詳しく知るとニンゲンよりもジンカンの
方がしっくりきませんか?




悪い事も良い事もおそらくは
イコールに起こるのでしょう。



悪い事が起きた時にチャンスに変える力
や、良い事が続いたときに気を引き締め
頑張る事を意識したいと思います!




なんだか真面目
ブラボー先生®









サポート費は今後のブラボー先生®活動費に使わせていただきます!これからもよろしくお願いします!