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善かれと思ってやった事が。。。

おはようございます。
ここ数日、急に春めいて来たと思いませんか?
バカやろう!関東は大雪でてんてこまいだ!と怒られそうですが、
なんとういうか、
空気感の厚さのような、空の高さや色というか、お日様の光の度合いというか、ちゃんと暦の上では2月4日が立春だったのも頷けるな〜と。
ほら、京都の天満宮でもこんなに梅の花が咲いているし。

京都・天満宮にて
京都・天満宮にて photo by たんちゃん

21年ぶりの日本の春はとても柔らかいです。

おっと、本線。

そう、善かれと思ってやってた事が、裏目に出たり、思ったように行かなかったり、実は、独りよがりでお節介な親切だったり、余計な事だったり。

特に子育て中には、そういう事が往々にあって
そのたびに「しまった!先回りし過ぎた!」と思うのだけれど
後の祭りってな事がしょっちゅうあった。

今、こちらの本を読んでいて、著者さんの息子君の気持ちに凄く共感できている自分がいる。特に共感できたのは、ボクとママとのランチの件だ。

ママはボクにランチに何が食べたいか聞いた。選択肢は二つ。悩んで悩んで散々悩んだ挙句に「ハンバーガー」と言ったら、ママは「テーブルの上にあるわよ」と言った。ボクは泣いた。「ママはボクに決めさせてくれなかった。」このボクのやるせ無さ感、分かります?

昭和の大人達は圧倒的に圧が強かったから、こうだからこう、こうだと言ったらこうなんだ、こうしていればいいんだ、ばかりだった。そこに子どもの自由意思や理由付けは必要なかった。

選択肢どころか、考える暇も与えてくれず、あーでもない、こーでもない、とウダウダ思い巡らせていたら「何モタモタしてんだ!さっさとやれ!」と喝が飛んできた。

その反動か、自分の子には出来るだけ選択肢を与えようとする自分がいた。いつか、自分で自由に選択できるように、と。現地の学校では何も教えてくれない不安感もあったと思う。

スイミングを習っていないと、高校になっていきなり水深3メートルのプールでPE(体育)がある。楽譜の読み方、絵の描き方なんて習わない。ピアノ教室に通い、アートキャンプを夏休み中に取る。危険な国なので護身術である武道(マーシャルアーツ)も男女問わず大事。もちろん、日本語も維持しないと。もし、日本に帰るなら、と。

日本人なんて、まだ可愛い。教育熱心なお国柄の子は一族の期待をその小さな身体に一身に受けて、プログラミング、スーパーマス(暗算)、ディベート、ロボティックス、生徒会活動、など凄まじい。家でも宿題やプロジェクトを終わらせるまで寝させてもらえないし、泣きながらでもエンジニア父達の喝!が飛んでくるそうだ。

さて、その『善かれ』結果、我が家の場合

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