☔雨のち晴れ☀　～娘が産まれた意味～

色んな人との出会いと
息子が問題なく、
元気に育ってくれている事で
私は娘の死を完全に
乗り越える事ができた。

息子が産まれた事で
娘の産まれた意味が
分かった気がしている。

私を人として成長させ、
母になる為の教育と
弟の天君をこの世に
ベストな状態で送り出すため

（私の中では娘が戻ってきたのではなく、
　娘と息子は別人格のように感じている）

だったのではないだろうか。

子供を産み育てる自信のない
私の意識を変え、
母性を引き出し、

命の尊さや子を思う親の気持ち、
元気に産まれて元気に育つ事が
当たり前ではないという事を教え、

一度、自分が産まれる事で
産道を広げて産まれやすくし、

命がけで悪いもの全て引き受けて
天国に帰っていった。

そう思えてならない。

あの子は本当に天使だったんだろうな
と思う。

お役目を終えて
今は天国で
私達を見守ってくれていることだろう。

娘を授かり、亡くして
息子が産まれるまで
本当に辛かったけれど

その期間、色んな人と出会い、助けられ、
たくさんの学びや気付きを得る事ができ、
私には必要な経験だったんだな

と今は思える。

やっぱり人生で起きる事
全てに意味があって
無駄な事って無いんだなぁ
と思った。

娘が命がけで送り出し、
皆が誕生を待ちわびた息子は
どんな子に育つだろう。

今後の成長が楽しみだ。

でも、
私の母親としての人生は
まだ始まったばかり。

今後も晴れの日ばかりではないだろう。

どしゃ降りの日もまた来るかもしれない。

それでも人生はいつも

☔雨のち晴れ☀

そう思ってこれからも
どしゃ降りの日を恐れず
生きていきたい。