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優勝をかけた天王山

お疲れ様です。
自分はJ1の試合をすべて見させてもらっているJリーグ大好きな人です。現在首位のヴィッセル神戸と2位の横浜F・マリノスの天王山が9/29にマリノスホームの日産スタジアムで行われました。その試合の戦評、また2チームの印象について素人ながら書いていきたいと思います。つたない文章ではありますが、ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです。


試合結果およびスタッツ

横浜F・マリノス 0-2 ヴィッセル神戸
得点者
前半23分 大迫勇也
前半43分 武藤嘉紀

スタメン

試合の流れ

まずチャンスを作ったのはマリノスでした。前半7分エウベルのカットインのシュートからこぼれ球を松原が打ちますがこれは惜しくもゴール左へとそれていきました。
神戸も黙ってはいません。前半18分、大迫のヘディングでの落としから武藤がボレーも枠はとらえることはできません。しかしこの時の武藤とエドゥアルドの競り合いで神戸がPKを獲得すると、大迫がキーパーの逆を突き見事にゴール先制点を獲得します。
神戸の猛攻が続きます。前半24分今度は佐々木のヘディングでの落としから武藤がヘディングシュートをするも惜しくもクロスバーに直撃し、得点には至りません。また43分にはCKから武藤が合わせ、そのままゴール。神戸にとっては貴重な追加点を獲得しました。
後半に入って時間の経過とともにボール保持率を高めて主導権を掌握し、エウベル、ヤンマテウスは積極的にシュートを放つもなかなかゴールを奪えず、そこから攻撃的なメンバーを変え、活性化させようとするが神戸の硬い守備の前に阻まれてそのまま試合終了。
前半の大迫と武藤のゴールを守り切り神戸は勝利を飾った。これにより勝ち点差は4に開き、優勝するうえで神戸にとってはだいぶ有利な展開となった。

神戸の出来

神戸にとっては完璧に近い試合であったのではないでしょうか。大迫をはじめとするベテランが奮起づけてできたチームの一体感は半端じゃありませんでした。本気で優勝を狙っている覚悟がそれぞれの選手のプレーに出ているように感じ取れました。またこの試合のMOMは武藤だと思います。ここ最近なかなかゴールに絡む活躍ができていなかった武藤ですが、今回のゴールは全てに関与しており、大事な試合でゴール前のいてほしいところにいるのはさすがストライカーだなと感じました。また守備でも懸命に最前線にいても怠らず、90分間走り続けました。またCBと前川をはじめとした守備陣もとてもよかったと思いました。マリノスの強力な攻撃陣から体を張り続け、ゴールを奪わせませんでした。


マリノスの出来

マリノスにとっては前半のうちに先制点を与えてしまい難しいゲームになってしまったことは明らかです。攻撃面においてはゴール前まではいけるのですが、そこからのアイデアが乏しいように感じ、なかなかフリーでシュートを打てる場面やペナルティエリア内での崩しはあまり見られませんでした。守備面においてはやはり大迫、武藤に苦戦してしまい、相手の思うようにボールを収められたり、なかなか競り合いに勝てなかったりと苦戦している場面が多くみられました。また交代したメンバーもうまく試合に入れずなかなかチャンスを作り出すことができていませんでした。


優勝を決める残り5戦

J1も残り5戦となりましたが首位の神戸と2位のマリノスの勝ち点差は4あります。神戸は残り浦和、鹿島、名古屋、つまり3位、4位、6位との直接対決を残しておりまだまだ油断は全くできません。対するマリノスは6位以上の相手との対戦はないですが、前半戦負けた札幌、セレッソ大阪、新潟との対戦が残っており、またこの3試合すべてホームであるのでここでしっかりと勝ち切り勝ち点を積めばまだ優勝の可能性も残っています。まだまだ分からない優勝。次のリーグ戦は日が空いてともに21日ですが、ここで最終調整し優勝するために全力で突き進んでほしいです。

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