The Sun is My GOD〜太陽は僕の神〜
毎日、友達の家に入り浸り徹マンに明け暮れていた学生時代の僕らのBGMは、例えばこんな曲だった。
The Sun is My Enemy.
そう、まるで吸血鬼ドラキュラばりに、太陽は敵だと言わんばかりに日光から逃げ続けた日々。
あの頃、僕はバカだった、いや、若かった。
しかし、あれから四半期近くが過ぎた今の僕の心境はこれとは真逆なのが面白い。
つまり、今の僕にとって、
The Sun is My GOD.
太陽は僕の神
なのである。別に特定の宗教に帰依しているわけではなくて、なんかもう普通にそうだよね!って感覚。
だって、太陽がなければ、そもそも我々生命は存在できないんだから。
すげえよ、太陽、つーか、もはや神!
そして、そんな風に太陽が神だと考えると、とたんに気が引き締まる思いになる自分に気づく。
だって、日中、太陽は真上からずっと僕らを見つめ続けているんだから。
まあだからといって、夜中は好き放題していいという話ではもちろんないけど、科学文明の発展と共にすっかり「宇宙は見えるところまでしかない」(©松尾スズキ)感覚になってしまった即身仏もとい即物主義者の僕たち現代人にとって、今まさに必要なのは実は神さま的な存在なんじゃないかな、と思うのだ。
実際、Godless なこの世界には、自分が得するためなら平気で嘘をついたり、人をだます人たちがわんさかいて、結局、気づけば、「空洞です」(©ゆらゆら帝国)みたいな社会に成り果ててしまった。
そんな中で、かつての文明開化以前の僕らが普通に持っていた
お天道様が見ているよ
という感覚が取り戻せれば、まだやり直せるんじゃないかって思うのだが、みなさんどうでしょう。
金曜どうでShow?
まあ、嘘なんて僕もばりばり付いてるから、他人に偉そうなことなんか言えないけど、最悪ポクの朋友がかつて歌ってくれたこの嘘さえつかなければよいとは思っている。
まあ、ぶっちゃけこの嘘をつかないのが一番難しいんだけど、今もお天道様が自分を見てると思うと、やはりちゃんとせないかん、と思えるから不思議だよね。
というか太陽が今日も明るく僕らを照らしてくれるこの惑星に生まれてこれて、本当にラッキーだとつくづく思うんだよなあ。
当たり前田と言えばクラッカーだけど、本当はこの世界に当たり前のことなんか何一つなくて、その奇跡に感謝する心こそが、信仰心ってやつなのかもしれない。
ナム〜!
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