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【更年期】更年期障害

更年期と更年期障害を同一視している人も多いが更年期は期間で、更年期障害は症状があって何らかの支障がある場合をいう。

更年期障害の主な原因は女性ホルモン(エストロゲン)が大きくゆらぎながら低下していくことに加え加齢などの身体的因子、成育歴や性格などの心理的因子、職場や家庭における人間関係などの社会的因子が複合的に関与することで発症すると考えられている。

更年期障害の症状は大きく3種類に分けられます。

①血管の拡張と放熱に関係する症状

ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗など

②その他のさまざまな身体症状

めまい、動悸、胸が締め付けられるような感じ、頭痛、肩こり、腰や背中の痛み、関節の痛み、冷え、しびれ、疲れやすさなど

③精神症状

気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠など

更年期障害の特徴の一つは症状が多彩なことですが、これらが他の病気による症状ではないことを確認する必要があります。

日本産婦人科学会

ホットフラッシュはよく聞くが、まだ経験はない。私は元々偏頭痛持ちだが、頭痛の感じが以前とは違っていてコレも更年期の影響かな?と思っている。更年期じゃなくても起こる症状も多いので、更年期障害と決めつけて軽視してはいけない。

気になる場合は、医師の診断を仰ぐのが良いと思うが、婦人科受診は何かとハードルが高いと感じるのは私だけだろうか?気軽に更年期の相談ができるプロが身近にいれば更年期に悩む人も減ると思う。