#13 ハスキーボイスの虫好き〜ボーズ

10/28.
本日の交流も公園にて行う。
気候も良いので90分でとMT(元妻)にお願いしたが、息子が病み上がりでまだ喉の痛みがあり枯れ声なので60分での短い交流。
仕方ないかと思い公園の駐車場で息子を待っていると、車のすぐ側に息子が好きそうな茶色いカマキリが躰を揺らしながら少しずつ歩いてる。これはぜひ息子に捕らせて笑顔を見たいと画策し首を長くして待つ。やっと来た息子に「カマキリおるよ!」って言うと、虫網と虫かご持って車から降りてきた息子は「カマキリ、俺も捕まえたよ!」と虫かごを掲げてきたので覗いてみると、言う通りすでに緑色の立派なカマキリを捕獲済み。なんだかなーと思いつつも息子は茶色の方も捕まえて、早々と虫かごは大所帯。順調な滑り出しで意気揚々とバッタを捕りに向かうが、11月目前という時節がらこの間来たときよりも明らかに虫の数が減ってた。二言目にはバッタしか言わない息子のお眼鏡に叶うような逞しいバッタはなかなか見つからず、今日は不発に終わるだろうなと思っていると、なんと息子の足元から立派なサイズのバッタが飛び出してきた!これはなんとしても捕まえると共に必死になって追いかけるが、デカいバッタは体力も跳躍力もハンパない。翻弄されながら太陽光発電の立入禁止の柵がめぐらしてある所まで来て、ここで柵の向こうに行けばもう追跡不能という伸るか反るかの状況で、息子が私の方に「俺が捕まえるけん、そこでじっとしてて。」と枯れ声で私をロックダウン。そろりそろりと射程範囲まで近づき、一気に振り下げた会心の一撃!見事に捕まえ2人で興奮しながら虫かごへ入れるとデカいカマキリとバッタが虫かごを覆い尽くさんばかりで圧巻。

大満足で虫捕りは一区切りつけ、すべり台や鬼ごっこ的なの、おはじき等で遊んでいると突然MTから息子を呼ぶ悲痛な声。えっ何かヤバいこと起きた?と息子とMTのもとへ行くと、なんと苦労して捕まえた立派なバッタがカマキリにガッシリ捕まえられて生きながらに脇腹をムシャムシャ喰われていた❗カマキリもバッタも同じサイズでまさか食うとは思っていなかったので、弱肉強食の残酷な様子に度肝を抜かれ息子もしばらく言葉がなかった。結局MTが可哀想を繰り返したためカマキリもバッタも全部逃したが、息子は家に戻って従兄弟にも見せたかったみたいだし、私的にも喰われるさまをずっと見せて息子に自然の怖さを肌身で感じて欲しかったけど、まぁちょっと刺激が強いかなぁと思わんでもなかったけど皆さんはどう思いますか?😙

そんなこんなで楽しく触れ合えた60分だが、いつかは物心ついて虫捕りなんてしなくなって笑顔も少なくなってくのかな〜と、木枯らし程じゃない秋風に吹かれながら考えてしまう今日このごろ。

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