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【夫の不倫体験談】⑥怒り狂い夫を責め続ける日々

私の体験した夫の不倫⑥夫を責め続ける日々


不倫相手と縁を切り、合意書も作成し
やるべきことはやりました。

全部を早く終わらせてしまいたい。

一番辛い時に、なんとか心身を奮い立たせ
最短でやるべきことを終わらせました。

しかし、やるべきことが終わっても

私の心の傷は全く埋まることはありません。

1日中そのことを考えては
怒りと悲しみが込み上げてきて
涙が止まらなくなります。

心配かけるので親にも言えず
隠しているのも辛かったです。


夫が仕事から帰ってくると
私が泣き喚きながら
責めまくる日々。

きっと同じことを何度も
責めたり
していたと思います。

私も自分がそうなりたくてなってるわけじゃないのに
やはり一番信頼していた人に裏切られた
悲しみは相当大きく
平常心を保つことができず

人生で一番傷つき涙を流し、怒りと悲しみを
体から出した日々でした。

涙ってこんなに体から出るの?
というくらいに泣きました。

こんな気持ちにさせた夫が悪い!

もっと反省しろ!

もう近寄るな!触るな!

という怒りの気持ちと同時に

なんで不倫したの?

なんで他の女を抱いたの?

私のことも大事に思ってたら
そんなことできるわけないよね?

私のことは好きじゃないの?

不倫相手のことが好きだけど建前で別れたの?

もう私のことは抱けないの?

私だけを好きでいて欲しかった。

なんでなの。

大好きって心から言えてた日々に戻りたい。

悲しみの気持ちが溢れて

怒りと悲しみが交互に来て
情緒不安定でした。




正直私の場合は
まだ最短で証拠も押さえられて
不倫相手とも別れて
問い詰めることも早くでき
友人や主治医にも相談することができ
良かったのかもしれませんが

それでも本当に1日1日乗り切るのが
大変でした。
本当に
記憶にないくらい。

だけど、世の中には
不倫に気付いても
問い詰められない人や
証拠をとるまで時間がかかる人
また、子供がいて不倫を認められても
相手を選んで離婚されるのが怖くて
言えない人
離婚されると経済的に自立が難しい人
不倫を黙認してる人
問い詰めても逆ギレされる人

など本当に大変な思いをして
過ごしている人が多いと思います。
その方達のストレスを思うと
計り知れないほど
毎日、なんとか耐えて頑張っているのだろう
と思うと胸がギュッとなります。

抱きしめてあげたいです。
よく耐えてるね、
頑張ってるね、って。


夫の不倫を知って誰にも言えず
悩み、自ら命を断つ人もいると聞いて
その気持ちが少しは理解できます。

不倫は命をも脅かすくらいのことだと思います。

寝れない
食べられない
仕事ができない
育児が手につかない

それらは当たり前の反応です。
すぐに立ち直ろうとしなくで大丈夫です。
時間と共にほんの少しずつ
楽になることもあります。


家庭を守り家事育児を頑張ってきたのに
こんな仕打ちないわ、

と傷ついている人は、この世の中に
相当な数の人がいるのだと思います。


私も初めて自分が不倫をされて
不倫について調べてみると
本当にそのような思いをした人が多くて
驚きました。




証拠を探したり
夫を疑い、
こそこそと調べたりしている自分も嫌だし
夫を責め立てて、怒り狂う自分も嫌だし
かなり自己嫌悪になりました。


そしてこんなことにさせた夫が
全て悪い!

となり

夫は責めていいんだ。こんなひどいことをしえきたんだから、責めていいだろうと

毎日のように鬼のように責め立てて泣き喚いていたら

夫の心が死んでいくのもわかり
心が離れて
私を拒否している
敵と思っている
もう聞きたくないけど聞かないといけない

私からすると
何度でも反省しろ!
なんであなたがしんどそうにしてるのよ!
しんどいのはこっちだよ!
ちゃんと受け止めてよ!
償ってよ!
となりさらにヒートアップ。


お互いが敵となり 
心が離れていくばかりの辛い状態は
生き地獄でした。


不倫を終わらせた夫は家にいる時間も増えましたが
その分顔を合わせると
責めてしまい、

ああ、このままではもう終わりかな…

まずは別居からの

離婚かな…

そんな風にも思いました。


でもこれだけ怒りや悲しみが絶えないということは
やはり夫のことが大事で
裏切らないで欲しかった。

だからこその怒りや悲しみ。

もしもう冷めてしまって生理的に無理となっていたらこんなにエネルギーを使って怒ることも
勿体無く思うでしょう。

本当の本当は

私のことが大事だからやり直したいんだ!

という本気で必死の姿勢を見せて安心させてほしい。
少しでも安心がほしい。
気持ちがほしい。
私を大事にして欲しい。

その必死さを感じなくて
悲しくて寂しくて、責めてしまうのだろう
と感じました。

つまり

私だけを愛して欲しい

シンプルにそれですね。

それでも

ほとんど黙っていて
必死さも感じず
心を閉ざして元気のない夫が
なにを考えているのかもわからず
どうしたらいいのか

離婚なのか
再構築なのか

もう信用を失った夫
他の女を好きになり抱いた夫
ともう一度やり直せるのか


どうしたらいいのかわかりませんでした。

今となっては言えること、それは…


⑦へ続きます。


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