見出し画像

必ず終わりは訪れる。涙の逃避行マンガ。

ハイ、逃避行マンガ特集です。

逃避行…必ず終わりが訪れます。
終わりが来るのが分かっているから
読んでいて辛い。
このまま、この逃避行が続けばいいのになんて思うけど。



①バカ女26時

夫を殺した女ふたりの逃避行。向かう先は破滅か、それとも─…。
アツコとユリは、学生時代からの腐れ縁。しかし、2人で喋ったことはほぼなく、性格も合わない、趣味もグループも全く違う、正反対の存在だった。ある日、15年ぶりに再会した同窓会の後、2人は深夜のファミレスで話し込んでいた。それは、同窓会でユリの秘密を知ったアツコが起こした、ある行動について。
ねえアツコ、なんで私の旦那殺したの──…?

バカ女26字あらすじ

入りは⑤羣青にとても似ています。
しかし、海外逃避行からの、二人の旅行記みたいな雰囲気。ユリの可愛くて真っ直ぐなバカっぷりや、アツコの不器用な格好良さに引き込まれる。唯一の続巻作品。2巻以降も超絶期待。


②私を連れて逃げて、お願い。

この恋を笑うな。『ママゴト』の著者が描く、究極の「恋愛ごっこ」。

すべてを捨てる。なんだってやる。

過保護な祖父母に肥え太らされた、箱入り娘の福田日芽(ふくだ・ひめ)。
いつか王子様が迎えにくると信じる、彼女の前に現れたのは……本当の王子様?
さあ、最低で最高な逃避行のはじまりはじまり……。

ここではないどこかを夢みるすべての人たちへ贈る、迷走ロードコミック!

私を連れて逃げて、お願い。あらすじ


この作品、お世辞抜きでめちゃくちゃ良いです。
何故、もっと世に出ないのか不思議。
松田先生お得意のノスタルジック且つ、
哀愁漂う雰囲気と愛を知らない二人が愛を知っていく物語。読んだ後思わず「うわあぁぁーー!」と声が出そうになった。


③エンド・オブ・ザ・ワールド

著者の、さまざまな先達へのオマージュが込められた作品集。 「エンド・オブ・ザ・ワールド」――両親を殺して逃げ出した義理の兄妹。しの先にあるものは…。 「VAMPS」――オカザキ版吸血鬼ストーリー。 「ひまわり」――小学生のショーゲキ的逸話。 「水の中の小さな太陽」――暴走する優等生カップルとその家族を描いた意欲作。「乙女ちゃん」――スカートをはき始めた父親をめぐる家族の物語。 全5作収録。雑誌掲載時のカラーを初収録! ★18年振りの新装版

エンド・オブ・ザ・ワールドあらすじ


はい、出ました。岡崎京子先生。
リスペクト、オブ、リスペクト。愛してやまない。
岡崎京子先生は私の中ではもう神に近いのです。
短編集とは思えない。映画一本分くらいの内容。
台詞回しやコマ割り、いまだにこんなマンガ現れてないんじゃない?そう思う。マンガのようでマンガではないような。
いつだって、愛と暴力に満ちた世界観。
良作は絶対に廃れない。

④マイ・ブロークン・マリコ

あたしは骨になったマリコと、最初で最後の旅に出た。

柄の悪いOLのシイノは親友の死を知り、ある行動を決意した。女同士の魂の結びつきを描く鮮烈なロマンシスストーリー!

マイ・ブロークン・マリコあらすじ

永野芽郁さん主演で映画化で話題になった作品。
あのやさぐれシイノをあの清純派の永野芽郁さんが⁉︎と
驚愕したのを覚えてる。しかし、実際映画を鑑賞。
タバコの吸い方から、言葉遣い、動き、何から何までシイノなのでありました。
役者さんってすげぇよな。
死んでしまったマリコの骨との逃避行。シイノの無鉄砲さや剥き出しの感情にかなり揺さぶられる。この作品に於いてはラストを読者に委ねる所も嫌いじゃない。余韻。

⑤羣青

殺した女。殺させた女。“共犯者”となった二人の女が、逃避行の中で遭遇する出会いと別れ。
愛と憎しみ。喜びと悲しみ。無垢と汚辱。生と死。―2010年、すべての人間ドラマは
このひとつの物語に結晶する。

羣青あらすじ


中村珍先生の超名作だと個人的には思っている。
魂。ソウルを感じる。女二人の逃走劇。
感情を露わに、傷つけ合い、それでも一緒にいる2人。
絵の迫力なんかも凄いのよ。そして疲労感。
感情こんなに揺さぶるか?てな位の書き殴り感。
#8時間労働したくらいの読後感
しかし、私はこの作品に出会えてよかった。
何度読み返しただろう。
さぁ、ラストまで一緒に行こうぜ。


⬇️200万冊以上が読み放題。3ヶ月無料キャンペーン中🉐

#マンガ感想文
#今こそ読みたい神マンガ
#おススメマンガ
#漫画紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?