必ず終わりは訪れる。涙の逃避行マンガ。
ハイ、逃避行マンガ特集です。
逃避行…必ず終わりが訪れます。
終わりが来るのが分かっているから
読んでいて辛い。
このまま、この逃避行が続けばいいのになんて思うけど。
①バカ女26時
入りは⑤羣青にとても似ています。
しかし、海外逃避行からの、二人の旅行記みたいな雰囲気。ユリの可愛くて真っ直ぐなバカっぷりや、アツコの不器用な格好良さに引き込まれる。唯一の続巻作品。2巻以降も超絶期待。
②私を連れて逃げて、お願い。
この作品、お世辞抜きでめちゃくちゃ良いです。
何故、もっと世に出ないのか不思議。
松田先生お得意のノスタルジック且つ、
哀愁漂う雰囲気と愛を知らない二人が愛を知っていく物語。読んだ後思わず「うわあぁぁーー!」と声が出そうになった。
③エンド・オブ・ザ・ワールド
はい、出ました。岡崎京子先生。
リスペクト、オブ、リスペクト。愛してやまない。
岡崎京子先生は私の中ではもう神に近いのです。
短編集とは思えない。映画一本分くらいの内容。
台詞回しやコマ割り、いまだにこんなマンガ現れてないんじゃない?そう思う。マンガのようでマンガではないような。
いつだって、愛と暴力に満ちた世界観。
良作は絶対に廃れない。
④マイ・ブロークン・マリコ
永野芽郁さん主演で映画化で話題になった作品。
あのやさぐれシイノをあの清純派の永野芽郁さんが⁉︎と
驚愕したのを覚えてる。しかし、実際映画を鑑賞。
タバコの吸い方から、言葉遣い、動き、何から何までシイノなのでありました。
役者さんってすげぇよな。
死んでしまったマリコの骨との逃避行。シイノの無鉄砲さや剥き出しの感情にかなり揺さぶられる。この作品に於いてはラストを読者に委ねる所も嫌いじゃない。余韻。
⑤羣青
中村珍先生の超名作だと個人的には思っている。
魂。ソウルを感じる。女二人の逃走劇。
感情を露わに、傷つけ合い、それでも一緒にいる2人。
絵の迫力なんかも凄いのよ。そして疲労感。
感情こんなに揺さぶるか?てな位の書き殴り感。
#8時間労働したくらいの読後感 。
しかし、私はこの作品に出会えてよかった。
何度読み返しただろう。
さぁ、ラストまで一緒に行こうぜ。
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