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#21 読書録 すこやかなほうへ 今とこれからの暮らし方

毎日少しずつ読み進めていたエッセイ集を読み終えた。

小川奈緒さんのエッセイは「sketch」と「ただいま見直し中」を読んでいて、
今回の「すこやかなほうへ」と「ただいま見直し中」はちょっと背筋が伸びる想いがする。
だから本棚の中でも目につきやすいところに置いておきたいなと思っている。

どうすると自分にとっての最適な暮らしになるのか。
日々模索している姿に励まされるから。

人によって最適は違うものだけど、真似しておこう、なんとなく覚えておこうと思ったことを以下抜き書き。

「面倒くさい」をどうやって乗り越えているか、整理してみます。
その一 体力・筋力をつける(中略)
その二 面倒の芽を先に摘んでおく(中略)
その三 どちらが気持ちいいか、で決める(中略)
その四 得意なこと、嫌いじゃないことで分担し合う(略)

すこやかなほうへ 今とこれからの暮らし方

特に三の考え方が好き。

「書く」以外の活動もはじめたし、あっちとこっちだけじゃない、いくつかの島をひょいひょいと移動しながら、やりたいことはなんでもやって、生きていきたいと思っています。

同上

「島をひょいひょい移動」というのがわたしの23年の目標「動」のイメージにぴったりで。
こんな風に動く1年にしたいんだなと気付かされた一文。

自分がやる気になって謙虚に飛び込みさえすれば、なにをしても生きていける。そう思えるだけで、未来は明るく感じられます。

同上

あぁ、じゃあわたし生きていけるわって気持ちが楽になった。

わたしをしあわせにするのは、わたしでしかなくて、そこに他者との比較はいりません。自分を肯定して受け入れれば、それだけでしあわせになれることを、もう知っています。

同上

2、30代よりは大分楽になったけど、まだ他人と比較してしまうことがある。
この境地にいたるまではまだ時間が必要。

小川奈緒さんは丁度10年先を行く先輩。
わたしも10年後にはこんな軽やかに暮らしているだろうか。

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