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【結論】牛乳は体に良い?悪い?【決着】
「牛乳はカルシウムが豊富で健康に良い。」
一昔前までは漠然と「牛乳信仰」がされて
いましたが、現在では賛否両論、様々な意見が飛び交っています。
では牛乳は体に良いのか、悪いのか?
一般に流布されている栄養学の理論では、
牛乳は確かに健康食品なのでしょう。
しかし分子整合栄養医学など先端栄養学や、やや異端な栄養学会等の考察では、また別の見解を示されています。
ここでは小難しい論理的な話は抜きにして、
「物事の道理」という側面から、私なりの
考えを述べていきたいと思います。
結論:牛乳は飲まなくても良い
当たり前の事実を当たり前に述べますが、
牛乳は、牛の赤子専用の飲み物、血液です。
その牛の子供でさえ、成長すれば牛乳を飲む
ことは絶対にありません。
無理に飲まそうとしても、飲みません。
なぜか?
その栄養を必要としないからです。
牛は非常に筋骨隆々ですが、それは牛乳を
飲んでいるからではありません。
彼らは草から主な栄養を得ています。
人間も同様に、母乳を飲むのは赤子の時期
だけです。
成人になっても栄養的に母乳を欲する人は
恐らく存在しないでしょう。
人間の母乳は人間の為にあるのだから、仮に大人になっても乳の栄養が必要なら、牛の乳など飲まず、人間の母乳を飲んだ方がよほど倫理に適っていると思います。
ですが、そんなことをしたら常軌を逸した人と判定されるのは確実でしょう。
でも他の生物の乳を飲むことは平気で常識とされている。
人間が他の生き物の乳を啜っている事の方が
余程狂気を感じるのは、私だけでしょうか。
成体が乳を摂取する…。これはどんな生物であっても基本的には必要ないことは、物事の道理を考えれば明らかです。
しかし牛乳=悪ではない
日本人は戦前まで、牛乳を日常的に摂取してきた歴史はありませんでした。
ですので必然的、体質的に、乳を上手く消化吸収できる体になっておらず、日本人の9割は乳糖不耐症と言われています。
私も例に漏れず、牛乳を飲むとかなりの確率でお腹が痛くなっていました。
しかし歴史的に乳製品を摂取してきた民族は乳を貴重な栄養源としてきた歴史があり、
適応した消化酵素を保有していますので、軽々しく牛乳が体に悪いとも言えません。
ただ乳製品を多く消費している国ほど、骨粗鬆症や骨折が多いという、国際的統計データもあります(カルシウム・パラドックス)。
なので人類全般で考えてみても、牛乳の過剰摂取は有害判定をして間違いないでしょう。
牛乳を摂取していた民族と言えど、現代の
ように日々大量の乳製品を食べてきた歴史は今までに無いはずです。
せいぜい、仔牛が不要になった余剰分の乳を少々飲んだり、発酵させて保存食にした程度ではないでしょうか。
違う見方をすれば、乳製品に耐性がある人は、良質な乳製品を少々食べる程度ならば、体の健康にプラスになる可能性は十分にあると言えるでしょう。
最大の問題は牛乳の「質」
牛乳が良いか悪いかを論じる前に、そもそもの問題として、日本国民が飲んでいる牛乳の質に問題があります。
牛の健康や幸福を考えず、人間の利益のみを追求した結果、ホルモン剤や抗生物質、
不自然な飼料を使い、大量の乳を搾取する為に、異常なほど肥大させた乳房。
そして搾乳した乳をホモゲナイズ(均質化)そして殺菌と、もはや「牛乳」とは呼べず、
工業的食用化学物質と成り下がっているのが現状かと思います。
古代より重宝されてきた自然食品の乳製品
とはまるで別物です。
![](https://assets.st-note.com/img/1693631234044-UtF2jPiq2O.jpg)
これから言うことを、どうか心で感じ取ってみて下さい。
特に女性の方はその痛みが分かるはずです。
自分が食べたくないものを食べさせられ、
意味不明の化学物質を強制投与され、
自由に恋愛し生活する権利を奪いとられ、
それでも命がけで産んだ我が子を奪われ、
我が子に与えるはずの母乳も奪いとられ、
それが終わり、やっと我が子と再会できると思ったら、最期は食用として殺される。
こうした仕打ちをして出来た食べ物を食べ、
私達は本当に健康でいられるのでしょうか。
いや、幸せでいられるのでしょうか。
一般の栄養学の教科書には、乳製品の栄養価の有用性が記されています。
が、その教科書の協賛企業欄に、酪農系の
大企業が名を連ねていることを見逃しては
なりません。
テレビ局やその他の社会構造と同様、マネーを出資している方々に不利益なる言説、行動は厚労省や学会もできないのですから。
以上で牛乳の話は終わりになります。
話をまとめると、
・牛乳、乳製品は摂る必要はない。
・そもそも日本人に牛乳は合わない。
・良質な乳製品であれば適量ならOK
ということになります。
私自身は乳製品を断ってから10年以上になりますが、何の問題もありませんし、今後も
進んで食べようとは思いません。
しかし極僅かではありますが、乳牛の福利を重視した心ある酪農家さんもいますので、
そうした方々が販売している商品なら食べてみたい気持ちは、正直少しあります。
牛乳について、本当はもっと詳しく書きたいのですが、noteに書くにはこの位が妥当かと思いますので、この辺で終わりに致します。
お読み頂き、ありがとうございました。
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